スムージングは、既存のアニメーション キー(計算されたシミュレーション)に機能し、より自然な動きのアニメーションを作成します。群集シミュレーションを計算して、アニメートされたオブジェクトが突然位置や回転を変わるような結果が得られた場合は、これらのコントロールを使用します。
既定値では、キーを削減することによりスムージングを行います。オプションとして、既存のアニメーション キーをフィルタ(平均化)して徐々に変化するようにして、より自然なモーションを作成することもできます。
インタフェース

- スムージングするオブジェクトを選択
- [選択](Select)ダイアログ ボックスを開き、オブジェクトの位置や回転を指定して動作を滑らかにすること(スムージング)ができます。
- 代理オブジェクト選択をフィルタする
- このチェック ボックスにチェックマークが付いている場合、[スムージングするオブジェクトを選択](Select Objects To Smooth)ボタンによって開く[選択](Select)ダイアログ ボックスに代理オブジェクトのみを表示します。オフの場合は、シーン内にあるすべてのオブジェクトが表示されます。既定値ではチェックマークが付いています。
- 位置
- このチェック ボックスにチェックマークが付いている場合、シミュレーションの終了後、選択したオブジェクトで、シミュレーションで生成されたアニメーション パスがスムージングされます。既定値ではチェックマークが付いています。
- 回転
- このチェック ボックスにチェックマークが付いている場合、シミュレーションの終了後、選択したオブジェクトで、シミュレーションで生成された回転動作がスムージングされます。既定値ではチェックマークが付いています。
[削減](Reduction)領域
- 削減する
- N 番目ごとのキーだけを維持してキーの数を削減します。
- N 番目のキーごとにスムージング
- [N 番目](N): 2 つ目のキーごと(N=2)、3 つ目のキーごと(N=3)のように、スムージングするキーの量を制限します。既定値は 2 です。
[フィルタリング](Filtering)領域
代理オブジェクトの現在の位置や方向を、前後にある複数のキーフレームで平均化することによってスムージングを実行します。計算に使用されたすべてのキーフレームが影響を受けます。この設定では、使用するキーフレームの数や実行するスムージングの程度を制御できます。
- フィルタする
- このチェック ボックスにチェックマークが付いている場合、この領域内の他の設定値を使用してスムージングを実行します。
- 前のキー
- 位置や回転の平均化に使用する現在のフレームより前のキーの数です。既定値は 2 です。
- 先のキー
- 位置や回転の平均化に使用する現在のフレームより後のキーの数です。既定値は 2 です。
- スムーズさ
- スムージングを実行する程度を決定します。設定値が高いほど、計算されたキーすべてが平均値に近づきます。既定値は 4 です。
[スムーズさ](Smoothness)の最大値は 6 で、最小値は[前のキー](Past Keys)および[先のキー](Future Keys)の設定によります。
- スムージングを実行
- このボタンをクリックすると、スムージングが実行されます。
注: [削減する](Reduce)および[フィルタする](Filter)チェック ボックスの両方のチェックマークをはずしている場合は、スムージングは実行されません。