シーンのバックアップとアーカイブ

作業をバックアップおよびアーカイブすることをお勧めします。その 1 つの方法は、シーンの増分コピーを保存して、作業プロセスの履歴を作成することです。

増分ファイルを保存する

作業中にシーンの増分バージョンを保存するさまざまな方法があります。
  • [ファイル](File) > [増分を保存(+)](Save Incremental (+)) ([Alt]+[Shift]+[S])
  • [基本設定](Preferences) > [ファイルの基本設定](File Preferences) > [コピーファイルの作成](Increment On Save)
  • [File](File) >[新規保存](Save As) > [増分](Increment)ボタン([+])
  • これらの方法はそれぞれ、ファイルの末尾に 2 桁の数字を追加し、保存するたびに数字を増分することによって、現在のシーンの名前を変更します。たとえば、myfile.max という名前のファイルに増分した数字を付けて保存した場合、保存したファイルの名前は myfile01.max になります。ファイルを保存するたびにファイル名が増分し、myfile02.maxmyfile03.max などが作成されます。

注: [基本設定](Preferences)ダイアログ ボックスの[Fileの基本設定](File Preferences)パネル[コピーファイルの作成](Increment On Save)をオンに設定すると、現在のシーン(current scene)の名前が変更されます。

自動バックアップを使用する

[基本設定](Preferences)ダイアログ ボックスの[自動バックアップ](AutoBackup)オプションを設定すれば、一定間隔でバックアップ ファイルを自動的に保存できます。バックアップ ファイルの名前は AutoBackupN.max (N は 1 ~ 99 までの数値)になり、既定値では ¥autoback フォルダに保存されます。バックアップ ファイルは、他のシーン ファイルと同じようにロードできます。

シーンをアーカイブする

3ds Max のシーンには、さまざまなファイルが利用されています。他のユーザとシーンを交換したり、アーカイブのためにシーンを保存する場合、シーン ファイル以外のフォーマットで保存することが必要なときもあります。

[ファイル](File)メニュー [アーカイブ](Archive)コマンドを使って、シーン ファイルとそのシーンで使用したビットマップ ファイルを PKZIP ソフトウェアと互換性のあるアーカイブ プログラムに渡すことができます。