[頂点連結](Vertex Weld)モディファイヤは、編集可能ポリゴンや類似オブジェクトの[連結](Weld)機能と同じように動作し、各頂点間の間隔が指定した距離内のすべての頂点を単一の頂点に結合します。[頂点連結](Vertex Weld)は、小さな領域に頂点のクラスタを含むメッシュをクリーンアップするのに役立ちます。

[頂点連結](Vertex Weld)のしきい値設定に異なる値を使用した結果
新しい頂点は、結合された頂点の平均位置に自動的に配置されます。元の頂点が除去されるため、通常は、いくつかの関連付けられた面やエッジも除去されます。また、連結された頂点は必ずしも同じ要素に属してはいないため、連結の結果、オブジェクト内の要素が結合される場合があります。
手順
例: [頂点連結](Vertex Weld)モディファイヤをメッシュに適用するには:
- 長さ、幅、高さが 40 のボックスを作成します。
- ボックスを右クリックし、[変換](Convert)
[編集可能ポリゴンに変換](Convert to Editable Poly)を選択します。
- [ポリゴン](Polygon)サブオブジェクト レベルに移動し、ポリゴン 6 を選択します。
ヒント: どのポリゴンが選択されているかを確認するには、[選択](Selection)ロールアウトの下部の読み出し値を確認します。
- [削除](Delete)を押して、ポリゴン 6 を削除します。
このポリゴンを削除することで、開いたメッシュが作成されます。
- [ポリゴンに変換](Turn To Poly)モディファイヤを適用し、[選択レベル](Selection Level)を[オブジェクト](Object)にします。
- [ミラー](Mirror)モディファイヤを適用し、[ミラー軸](Mirror Axis)を X にします。
- [コピー](Copy)をオンにし、[オフセット](Offset)を -40 に設定します。
ボックスの鏡像は継ぎ目を共有していますが、継ぎ目沿いの頂点同士は連結されていません。
- [頂点連結](Vertex Weld)モディファイヤを適用し、2 つのボックスを連結して 1 つの要素にします。
インタフェース
- しきい値(Threshold)
-
この距離(シーン単位)の範囲内の頂点が自動的に結合されます。この値より離れた頂点は連結されません。既定値は 0.1 です。
注: 高い値を設定するほど、多くの頂点が連結されて、小さな面や詳細が除去されます。しきい値が高すぎるとメッシュが変形します。

しきい値 5.5 では、すべての詳細が失われてモデルは認識不能になります。