SBD

オブジェクトの内部構造やシーンのグループを表示する SBD ウィンドウの表示と非表示を切り替えます。SBD ウィンドウは、ビュー ウィンドウと似ていますが、シーンのビジュアルな表現を表示する代わりにシーンの内部構造図をコンピュータに表示することができます。

ヒント: Object Lister を使用すると、シーン内のオブジェクトおよびコンポーネントが構造化された表示形式で表示されます。「Windows > Object Lister」を参照してください。

Alias は、グラフと等しいデータ構造のシーンのあらゆる面を監視しています。カーブ、サーフェス、グループ化、座標変換、コンポーネント、ライトなど、シーン内のすべてのアスペクトは、グラフのノードで表されます。このグラフはシーン ブロック ダイアグラムと呼ばれます。

グラフのノード(しばしば DAG ノードと呼ばれます)は、カーブ、サーフェス、カーブオンサーフェス、ライト、ロケータなど、シーン内の「主要な」オブジェクトを表します。ビュー ウィンドウでは、CV など多くの項目を操作できますが、独自の DAG ノードはありません。これらはオブジェクトの内部情報の一部として保存されます。

Expand SBD:

SBD ウィンドウ内の選択されたノードの下のノードをすべて表示します。

(More メニューでも使用可能。) Compress SBD:

SBD ウィンドウで選択したノードの下にあるすべてのノードを非表示にします。

(More メニューでも使用可能)。 Delete: SBD ウィンドウから選択したノードを削除します*(More メニューでも使用可能)。*

Expand SBD オプションと Compress SBD オプションを使用すると、選択したノードの下にあるノードを表示または非表示にして、SBD ウィンドウを読み取りやすくできます。これは実際のモデルに影響を与えません。

SBD ウィンドウ

作業手順
SBD ウィンドウ内を移動カメラの移動テクニックは正投影ウィンドウと同じです。マウスの中ボタンでトラック、ドマウスの右ボタンでドリーします。
オブジェクトの名前を見るラベルがノードにフィットするまでドリーインします。
SBD ウィンドウからオブジェクトとコンポーネントを選択モデリング ウィンドウと同じピック ツールを使用します。

ノード タイプ

  • 位置ノード: 茶色の位置ノードには、グラフの下層にあるジオメトリ ノードに適用される変換パラメータが格納されています。

  • ジオメトリ ノード: 青色のジオメトリ ノードには、ジオメトリのピース(エディット ポイント、CV など)の内部構造が格納されています。

    異なるタイプのジオメトリは、ブロック内では異なるアイコンで表示されます。

トップレベル オブジェクトとコンポーネント

トップレベル オブジェクトは、SBD 階層でトップレベルのノードです。コンポーネントはトップレベル オブジェクトの下にグループ化されるノードです。Pick > Object ツールはトップレベルのオブジェクトを選択します。Pick > Component ツールは階層内のどこからでもオブジェクトを選択します。

SBD ウィンドウには、Pick > Object ツールと Pick > Component ツールの違いが示されます。たとえば、立方体オブジェクトの SBD 表現を考えてみましょう。

立方体はグループ化された 6 つのプレーンで構成されています。

  • Pick > Object を選択し、ビュー ウィンドウ内で立方体を選択すると、ウィンドウにはグループ ノードが選択されたことが表示されます。

  • Pick > Component を選択してサーフェス フィルタ ボタンをオンにしてからビュー ウィンドウで立方体を選択すると、両方のウィンドウには選択された立方体の 1「面」のプレーンだけが表示されます。

    グループ全体を選択する代わりに、Pick > Component ツールはサブノードの 1 つを選択します。