Pick Nothing

シーン上のオブジェクトが選択されていない状態にするには、Pick Nothing を使用します。以下はその例です。

注: Pick Nothing は一時的なツールです。つまり、使用した場合、一時的に適用されますが、その状態は維持されず、前に使用したツールが再び現在のツールになります。

このツールには、Pick Palette または既定の左マウス ボタンのマーキング メニューからアクセスします。

ツールの Next 機能に使用された Pick Nothing

多くのツールでは、コントロール ウィンドウに Next ボタンがあり、ツールの 1 つの操作を終了し、次の操作を開始するために使用されます(またはモデル ウィンドウのボタン)。

Pick Nothing は、Next ボタンと同じ効果を持ちます。

ツールを終了するために使用される Pick Nothing + Pick Object

連続ツールを終了する方法として、Pick Nothing の後に Pick Object を使用することがあります。既定のマーキング メニューでは、縦方向にドラッグするジェスチャーを使用してこれらの 2 つのツールにすばやくアクセスできます。

Alias には連続ツールのワークフローがあるため、アクティブなツールが常に存在します。Alias では、使用する各ツール間を移動しながら作業します。タスクを完了した後で、次に使用するツールが決まっていない場合など、アクティブなツールが不要な場合は連続ツール状態を終了します。

Pick Object は連続ツールであるため、Pick Nothing の後に Pick Object を実行すると、Pick Object がアクティブなツールになります。このツールは、他のツールのようにジオメトリを変更することはありません。アクティブにしてビューポート内をクリックすると、他のツールのように意図しない編集を誤って行うことなく、ジオメトリのみを選択します。

Pick Nothing は連続ツールではありませんが、ビューポート内のすべてを選択解除して効果的に非編集状態に移行できるという追加のメリットがあります。

Selection Options 設定を使用した選択解除のショートカット

Preferences > Selection Options でマウス ボタンの 1 つに Pick 設定を割り当てている場合は、ジオメトリがないビュー ウィンドウのバックグラウンドをクリックして、Pick > Nothing の代わりにこの設定を使用することができます。