回転ポイントを中心に選択したオブジェクトをスケーリングします。
このツールには、Transform ツール パレットからアクセスします。
Rotational Scale のオプション
回転的にオブジェクトを伸長します。
回転セクション(ホイールのスポークなど)の数を変更します。
このオプションを選択すると、モデルが今保有しているセクションの数と変更後の数を指定するように要求するプロンプトが表示されます。
たとえば、8本のスポークを持つホイールでは、値8とそれを減らした値4を入力できます。
Rotational Scale のワークフロー
Rotational Scale ツール を選択します。
DAGノードをクリックすることで、Object Listerでジオメトリを選択および選択解除できます。
最初のピボット ポイントを入力するように要求するプロンプトが表示されます。
X、Y、Z の場所を入力するか、またはマウスを使用することで、デフォメーションのピボット ポイントを定義します。十字記号ピボット ポイントが表示され、回転のスケーリングの中心をマークします。
もう 1 つのピボット ポイントを入力するように要求するプロンプトが表示されます。2 つのピボット ポイントはデフォメーションの軸を定義します。
ジオメトリはピボット ポイントの周りで、この 2 つ目のポイントに向かうかまたは離れて変形します。
X、Y、Z の位置を入力するか、マウスを使用して、2 つ目のポイントを定義します。もう 1 つの十字記号が表示されます。選択したカーブとサーフェスはこの軸ポイントを中心に回転します。
オブジェクトを何も選択しなければ、ジオメトリを選択するように要求するプロンプトが表示されます。
Shift
を押したままにすると、複数のオブジェクトを選択することができます。機能時はジオメトリの選択および選択解除を続けることができます。
現在のスケーリングが通知され、スケーリング ファクタを調整するように要求するプロンプトが表示されます。
Shift
キーを押したままの状態で をクリックすると、複数のオブジェクトを選択できます。
新しいスケーリング値を入力するか、または を使用してオブジェクトを移動してスケーリングを調整します。
この新しい値は、Rotate Options ウィンドウで選択した Type of input モードに応じて、新しいスケーリングまたは新しい分割になります。
回転のスケーリングの例
5 つのスポークが付いたホイールのスポークに回転のスケーリングを実行して、8 つのスポークが付いたホイールを作成するには、次のように操作します。
スポークの 1 つに対してジオメトリを選択して、残りのモデルを非表示またはテンプレート化した状態に切り替えるか、これを削除します(プレーンの交差を使用してホイールのセクションを「切り取る」ことができます)。
[Shift] キーを押しながら Rotational Scale ツール アイコンを選択します。
オプション ボックスで、入力モードを Number of divisions に設定します。
ホイールの中心にピボット ポイント、スポーク沿いに 2 つ目のポイントを配置して、回転軸を設定します。
オリジナルのモデルにある分割数を入力します。(この例では 5 を入力します)。
新しい分割数を入力します(この例では 8 を入力します)。 エレメントは新しい角度にスケーリングされます。
これでモデルの変形が完了しました。新しいホイールを完成するには、このスポークをコピーして、さらに7つのスポークを作成し、それぞれを正確な分量で回転させる必要があります。
これらのコピーを作成するには、Edit > Duplicate > Object を使用します。この例では、ホイールは X-Z プレーンにあるため、回転は Y 軸が中心です。Duplicate Object Options ウィンドウで次のオプションを設定します。
8 つのスポークを持つ新しいホイールが作成されます。
