選択したオブジェクトを、軸ごとに異なる量だけスケーリングできます。オブジェクトを不均等にスケーリングして、サイズを変更します。
すなわち各方向に異なるスケーリング係数を適用して、オブジェクトの寸法を変更します。不均等スケーリングはどの方向にも使えます。
このツールは Scale に似ていますが、各スケーリング寸法に対し異なるスケーリング ファクタを入力する点が異なります。値を 1 つだけ入力した場合、最初の方向の寸法に使用されます。
Non-p Scale の効果は、オブジェクトのスケール ピボット ポイントの位置を基にしています。
既定では、すべてのジオメトリは 3 方向の寸法すべてについてスケーリング係数の初期値 1 を持っています。したがって値 1 の場合、変化はありません。
どちらの方向についても、すべての寸法についてサイズの絶対値へのスケーリングと、オブジェクトの現在のサイズ(スケーリング係数)との相対値へのスケーリングの両方が可能です。
このツールには、Transform ツール パレットからアクセスします。
オブジェクトを不均等にスケーリングする
X、Y、Zについてスケーリング係数をそれぞれ入力します。
たとえば、X 軸に対して反転する場合は、-1 1 1
と入力します。Y 軸と Z 軸に対して反転する場合は、1 -1 -1
と入力します。
また、Universal Transform ツールを使用して、選択したオブジェクトを反転することもできます。「Transform」を参照してください。