改訂雲マーク注釈は、図面内の改訂領域にマークを付けるために使用されます。この注釈は、従来は DesignCenter のコンテンツ ブロックとして使用できましたが、ツール パレットおよびコンテンツ ブラウザのツールを介して使用できるようになりました。
改訂雲マーク ツール
改訂雲マークにタグがある場合、タグ シンボルは異尺度対応の尺度設定によってコントロールできるブロック参照になります。雲形を表すポリラインは、注釈の尺度設定には関連付けられません。
AutoCAD Architecture 2025 ツールセット の既定のインストールでは、改訂雲マーク ツールは次の場所にあります。
改訂雲マーク ツールの次のプロパティをカスタマイズすることができます。
プロパティ/カテゴリ名 | 説明 |
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一般/レイヤ キー | 改訂雲マークが割り当てられるレイヤのレイヤ キーを指定します。変更するには、現在の値をクリックして[レイヤ キーを選択]ワークシートにアクセスします。既定のレイヤ キーは ANNREV です。 |
一般/レイヤの優先設定 | 1 枚または複数のレイヤ キーの優先を指定します。ワークシート アイコンをクリックして、[レイヤの優先設定を選択]ワークシートにアクセスします。 |
一般/シンボル | 改訂雲マーク ツールにタグが含まれる場合、この線分により、タグで使用されるブロックベースのシンボルを指定します。改訂雲マーク ツールにタグが含まれない場合、シンボルは未定義になります。 |
一般/シンボル位置 | 指定したタグ シンボルを含む図面ファイルの場所。プロパティをクリックして、ドロップダウン リストから[参照]オプションを使用して、ファイルのパスを特定して入力します。このプロパティが未指定(--)の場合、現在の図面ファイルにあるこれらのブロックのみがリストに表示されます。 AutoCAD Architecture 2025 ツールセット の出荷時の既定では、シンボル ブロックは %AECCONTENT_DIR%¥Styles¥Imperial¥AEC Annotation Symbols (Imperial).dwg または %AECCONTENT_DIR%¥Styles¥Metric¥AEC Annotation Symbols (Metric).dwg にあります。 |
一般/線幅 | 雲ポリラインの線幅を指定します。 注: この設定では、モデル サイズではなく用紙サイズを使用します。
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一般/円弧の長さ | 各雲セグメントの円弧の長さを指定します。 注: この値は、ペーパー空間の単位です。
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テキスト/属性値のスタイル | このプロパティによって、シンボル内の属性値が、現在の図面のテキスト スタイル(ターゲット図面テキスト スタイル)を使用するか、属性タグで定義されたスタイル(コンテンツで定義されたスタイル)を使用するかを指定します。 |
テキスト/属性値の角度 | 属性値の角度を指定します。選択肢は、[右方向へ進む](回転角度にかかわらずテキストの右側を上にする)、[挿入時のまま](最後の引出線セグメントの角度に合わせてテキストの回転を設定する)、および[水平にする](マッチ ラインの回転角度にかかわらずテキストを水平にする)です。 |