ブロックに属性をアタッチしておくと、ブロックの属性情報を照会し、それを使用して図面に関するドキュメントを生成することができます。
属性情報の書き出しは、図面データから集計表や部品表を直接作成する簡単な方法です。たとえば、オフィス機器を表すブロックが設備図面に含まれている場合があります。各ブロックに機器のモデル、製造元、コストを識別する属性がある場合は、オフィス機器のコストを見積るレポートを生成できます。
[データ書き出し]ウィザードでは、図面、ブロック インスタンス、属性を選択するための手順が示されます。ウィザードでは、.dxex というファイル拡張子を持つファイルを作成することもできます。これには、後で再利用できるようにすべての設定が含まれています。
属性データを表に書き出すと、現在の図面、現在の空間(モデル空間またはペーパー空間)、現在の画層に表が挿入されます。
表を更新すると、属性情報が再度書き出され、表内のデータ行が置き換えられます。表にタイトル行、1 つ以上の見出し行を含めている場合、更新時にこれらの行は置き換えられません。
外部ファイルにデータを保存する場合、カンマ区切り(CSV)、タブ区切り(TXT)、Microsoft Excel (XLSX)、Microsoft Access (MDB)ファイル形式を使用できます。
ピリオド(.)、カンマ(,)、シャープ記号(#)が Excel または Access ファイルで使用されているときは、Unicode の表現に変換されます。