AutoCAD Electrical ツールセット には、ケーブルのシールド タイプを形状で表示する専用のシールド シンボルが数種類付属しています。AutoCAD Electrical ツールセット タグのないインテリジェントでないシールドも、AutoCAD Electrical ツールセット タグの付いたケーブル マーカーやシールドもあります。シールドには親と子があります。ほかのコンポーネントの挿入と同じように、1 つずつ挿入しながら関連付けることも、一度にグループを挿入することもできます。
シールド付きのケーブル マーカーの挿入を選択すると、標準の[ケーブル マーカーを挿入]ダイアログ ボックスが表示されます。
既存のケーブル/シールド マーカーのセットに 2 次シールド図を追加できます。
特殊コマンド「wd_cblshld_bld {タイプ}」は、シールド シンボルおよび接続線を挿入する場合に使用します。{タイプ}パラメータで、シールドの生成に使用するライブラリ シンボルと、接続線と交差するかどうかを指定します。ケーブル シールドの生成に使用されるシンボルには、上(HW01_#)、上下中央(HW02_#B)、および下(HW02_#)の 3 種類があります。「#」は、接続線が交差するかどうかを指定します。「1」を指定すると接続線が直線になり、「2」を指定すると接続線が交差します。
既存のシンボルをコピーしてシンボル名の後に接尾辞「_#」を付けると、独自にカスタムのトップおよびボトム シールド シンボルを作成できます。たとえば、新しいトップ シールド シンボルが HW01_1U、対応するボトム シールド シンボルが HW02_1U とします。必要に応じてシンボルを修正します。アイコン メニューに、「wd_cblshld_bld 1P」を呼び出す新しいコマンド オプションを追加します。