概要 - ポインティング デバイス

このプログラムは、マウス、ディジタイジング パック、複数のボタンがあるスタイラスを使用してコントロールできます。

ボタン

最初の 10 個のボタンは自動的に割り当てられますが、ボタン 1 (クリック ボタン)以外は、割り当てを変更できます。

2 つのボタンがあるマウスでは、左ボタンがクリック ボタンとなり、次の操作に使用されます。

マウスの右ボタンの動作は状況に依存しており、次の操作に使用されます。

右クリック操作のコンテキスト動作は、システム変数 SHORTCUTMENU を使用して修正することができます。その他のボタンは、メイン カスタマイズ(CUIx)ファイルでカスタマイズすることができます。

マウス ホイールと中央ボタン

多くのマウスには、左右のボタンに加えて、2 つのボタン間にホイールがあります。ホイールを使用すると、コマンドを使用せずに、図面を画面移動したり、ズームすることができます。

ズーム倍率は、既定では 60% に設定されています。つまりホイールを増分値だけ前後に回転させるたびに、ズーム レベルが 60% 変化します。増減値は、システム変数 ZOOMFACTOR でコントロールできます。値が大きいほど、大きく変化します。

次の表に、このプログラムでサポートされているホイール マウスの動作の一覧を示します。

操作内容

操作方法

拡大ズーム/縮小ズーム

ホイールを前に回転させると拡大ズームし、後ろに回転させると縮小ズームします。ホイールを回転したときのズーム操作の方向を切り替えるには、システム変数 ZOOMWHEEL を使用します。

オブジェクト範囲にズーム

ホイール ボタンをダブルクリックします。

画面移動

ホイール ボタンを押しながら、マウスをドラッグします。システム変数 MBUTTONPAN が 1 に設定されている必要があります。

画面移動(ジョイスティック)

[Ctrl]とホイール ボタンを押しながら、マウスをドラッグします。システム変数 MBUTTONPAN が 1 に設定されている必要があります。

カメラを旋回する

[Ctrl]とホイール ボタンを押しながら、マウスをドラッグします。システム変数 MBUTTONPAN が 0 (ゼロ)に設定されている必要があります。(AutoCAD LT では使用できません)。

自由オービット

[Ctrl]、[Shift]、ホイール ボタンを押しながら、マウスをドラッグします。(AutoCAD LT では使用できません)。

オブジェクト スナップ メニューを表示する。

ホイール ボタンをクリックします。システム変数 MBUTTONPAN が 0 (ゼロ)に設定されている必要があります。