概要 - 大きなオブジェクト サイズの制限と図面ファイルの互換性

旧図面ファイル形式(AutoCAD 2007 以前)で保存された図面は、256MB より大きなオブジェクトをサポートしていません。AutoCAD 2010 図面ファイル形式では、この制限がなくなり、より大きなサイズのオブジェクトを保存できるようになりました。

旧図面ファイル形式(AutoCAD 2007 以前)で保存する場合、図面に大きなオブジェクトを含めることはできません。オブジェクトのサイズ制限と図面の保存時に表示される警告メッセージは、システム変数 LARGEOBJECTSUPPORT を使用してコントロールすることができます。

次のいずれかの制限を超える場合、その問題が解決するまでは、図面を 2007 DWG 形式以前の図面ファイル形式に保存することはできません。サイズ制限を解決するには、図面またはオブジェクトを複数の図面またはオブジェクトに分割します。

図面のオブジェクト サイズの制限がどのように決定されるかについて、以下に説明します。

このような状況の場合、問題が解決されるまで図面を AutoCAD 2007 以前のファイル形式で保存することはできません。サイズ制限を解決するには、図面またはオブジェクトを複数の図面またはオブジェクトに分割します。