図面の自動バックアップ(.bak)ファイルの作成をコントロールするには

バックアップ ファイルにより、図面データの安全性を確保できます。問題が発生した場合は、図面のバックアップ ファイルを復元できます。

コンピュータ ハードウェアの障害、停電、電源サージ、ユーザのミス、ソフトウェアの問題などが原因で図面にエラーが発生することがあります。作業内容を頻繁に保存することで、システムが何らかの理由で故障しても、データの損失を最小限に抑えることができます。問題が発生した場合は、図面のバックアップ ファイルを復元できます。

既定では、図面を保存したときに、[図面ファイル名].bak ファイルが作成されます。保存するとき、現在の図面によって旧バージョンが上書きされます。その旧バージョンは、図面を復元する必要が生じたときのために、バックアップ ファイルとして保存されます。

  1. 作図領域で右クリックして、[基本設定]を選択します。
  2. [アプリケーション基本設定]ダイアログ ボックスの[アプリケーション]タブで、[自動保存]チェック ボックスをオンにします。

    このように指定しておくと、図面を保存するたびに、直前のバージョンの図面が同じファイル名(ただし、ファイル拡張子は .bak)で保存されます。

    バックアップ ファイルは図面ファイルと同じフォルダに格納されます。

  3. 元の図面ファイルに戻すには、[Finder]で .bak ファイルのファイル拡張子を .dwg に変更します。
  4. 自動保存されたファイルから直前のバージョンの図面を復元するには、

    プログラムを終了する前に、ファイル拡張子 .sv$ を .dwg に変更します。