ポリラインとは、1 つのオブジェクトとして作成される接続された一連の線分セグメントです。直線セグメント、円弧セグメント、またはこれらを組み合わせて作成できます。
ポリラインの使用を選択する理由のいくつかは、次のとおりです。
いくつかの方法で、ポリラインの形状や外観を変更することができます。
ポリラインを選択すると、グリップを使用して、個々の頂点を移動、追加、削除したり、円弧セグメントと直線セグメント間で変換を行うことができます。
ポリラインをスプライン フィット ポリラインやカーブ フィット ポリラインに変換することもできます。
個々のセグメントまたはポリライン全体の幅を変更するには、PEDIT[ポリライン編集]コマンドを使用します。
ポリラインの場合、線種パターンを各セグメントの中央に位置合わせするか、頂点に関係なくポリラインの長さ全体で連続するように指定できます。
システム変数 PLINEGEN を使用して、新しいオブジェクトにこのオプションを指定します。既存のポリラインは、[プロパティ]パレットの[線種生成モード]の設定で更新できます。
ライトウェイト ポリラインは、ポリラインの各頂点を定義する多くのオブジェクトの集合として定義される「旧形式」のポリラインとは異なり、ポリラインの各頂点を定義する情報を含む 1 つのオブジェクトとして定義されます。「旧形式」のポリラインには 2D ポリラインと 3D ポリラインがありますが、ライトウェイト ポリラインは 2D ポリラインのみです。
ライトウェイト ポリラインは「旧形式」の 2D ポリラインよりも高速で表示され、ディスク スペースや RAM をあまり消費しません。AutoCAD Release 14 以降、3D ポリラインは常に「旧形式」のポリライン図形として作成されます。2D ポリラインは、曲線が含まれないか AutoCAD の PEDIT[ポリライン編集]コマンドでフィット化されない限り、ライトウェイト ポリラインとして作成されます。以前のリリースで作成された図面を AutoCAD Release 14 以降で開くと、すべての 2D ポリラインは自動的にライトウェイト ポリラインに変換されます。ただし、2D ポリラインに曲線が含まれている場合、フィット化されている場合、拡張データ(xdata)が含まれている場合は除きます。