概要 - ハッチング パターンと塗り潰し

既存のオブジェクトや囲まれた領域をハッチング パターン、単一色、グラデーションで塗り潰したり、新しい境界を作成してオブジェクトをハッチングできます。

次の中から選択します。

グラデーションを使用すると、円柱や球などの形状に見えるように色を組み合わせることができます。

ハッチング境界と自動調整

次の図では、コンクリートの部分のハッチングは境界で囲まれていますが、土の部分のハッチングには境界がありません。

既定では、境界のあるハッチングは「自動調整」されます。つまり、ハッチング オブジェクトはハッチング境界オブジェクトに関連付けられており、境界オブジェクトを変更すると、その変更が自動的にハッチングに適用されます。

非自動調整ハッチングは、元の境界を変更しても更新されません。

ハッチングの自動調整は既定ではオンで、システム変数 HPASSOC によってコントロールされます。ハッチングの自動調整は、[オプション]パレット、[プロパティ]パレット、または[ハッチング編集]ダイアログ ボックスの[自動調整]ボタンを使用してを変更することができます。

注: システム変数 OSOPTIONS は、ハッチング オブジェクトでのオブジェクト スナップの動作をコントロールします。

現在の画層の優先設定

既定では、すべての新しいオブジェクトは現在の画層に作成されます。新しいハッチング オブジェクトの場合、システム変数 HPLAYER で画層を指定することにより、現在の画層とは異なる既定の画層を指定できます。