[アプリケーション]タブ ([アプリケーション基本設定]ダイアログ ボックス)

プログラムが、サポート ファイル、ドライバ ファイル、メニュー ファイル、その他のファイルを検索するフォルダを指定します。また、スペルチェックに使用する辞書などのユーザ定義設定を指定することもできます。

OPTIONS[オプション] (コマンド)

メニュー: AutoCAD 2025 > [基本設定]

オプション

次のオプションが表示されます。

[サポート ファイルの検索パス]

現在のフォルダには格納されていない文字フォント、カスタマイズ ファイル、挿入する図面、線種、ハッチング パターンをプログラムが検索するフォルダを指定します。

[作業サポート ファイルの検索パス]

プログラムがシステムに固有のサポート ファイルを検索するアクティブなフォルダが表示されます。このリストは読み込み専用で、現在のフォルダ構造とネットワーク割り当て内に存在する[サポート ファイルの検索パス]の有効なパスが表示されます。

[プロジェクト ファイルの検索パス]

図面のプロジェクト名を指定します。プロジェクト名は、プロジェクトに関連付けられた外部参照ファイルの検索パスに対応します。関連付けられたフォルダに対して、任意の数のプロジェクト名を作成できますが、各図面には 1 つのプロジェクト名しか付けることができません。

[信頼できる場所]

AutoCAD がコードを含むファイルをロードして実行できるフォルダを指定します。(システム変数 TRUSTEDPATHS)

[カスタマイズ ファイル]

各種ファイルの名前と場所を指定します。

[メイン カスタマイズ ファイル]

メイン カスタマイズ ファイル(acad.cuix)の既定の場所を指定します。

[カスタム アイコンの場所]

ユーザのカスタマイズ ファイルが参照するカスタム アイコンの場所を指定します。

[コマンドのエイリアス]

プログラムを起動したときにロードされる PGP ファイルの場所を指定します。

[テキスト エディタ、辞書、およびフォント ファイル名]

さまざまなオプションの設定を指定します。

[代替フォント ファイル]

指定されたフォント ファイルが見つからない場合に使用する代替フォントを指定します。(システム変数 FONTALT)

[参照]をクリックすると、[代替フォント]ダイアログ ボックスが表示され、使用可能なフォントを選択できます。

[フォント マッピング ファイル]

使用するフォント マッピング ファイルを指定します。(システム変数 FONTMAP)

[プリンタ サポート ファイルのパス]

プリンタ サポート ファイルの検索パスの設定を指定します。

[印刷スプール ファイルの場所]

印刷スプール ファイルのパスを指定します。

[プリンタ環境設定検索パス]

プリンタ環境設定ファイルのパスを指定します。

[プリンタ説明ファイル検索パス]

ファイル拡張子 .pmp のファイル(プリンタ記述ファイル)のパスを指定します。

[印刷スタイル テーブル検索パス]

拡張子 .stb または .ctb のファイル(印刷スタイル テーブル ファイル: 名前の付いた印刷スタイル テーブルと色従属印刷スタイル テーブル)のパスを指定します。

[自動保存ファイルの場所]

[一般]タブで[自動保存]をオンにした場合に作成されるファイルのパスを指定します。(システム変数 SAVEFILEPATH)

[カラー ブックの場所]

[カラー パレット]ダイアログ ボックスで色を指定するときに使用できるカラー ブック ファイルのパスを指定します。指定した各パスに複数のフォルダを定義できます。この設定は、ユーザ プロファイルとともに保存されます。

[テンプレート設定]

図面テンプレート設定を指定します。

[図面テンプレート ファイルの場所]

[テンプレートを選択]ダイアログ ボックスが使用する図面テンプレート ファイルへのパスを指定します。

[プロジェクト テンプレート ファイルの場所]

[新しいプロジェクト]ダイアログ ボックスで使用される、プロジェクト テンプレート ファイルを配置するためのパスを指定します。

[QNEW[クイック新規作成]コマンドの既定のテンプレート ファイル名]

QNEW[クイック新規作成]コマンドで使用される図面テンプレート ファイルを指定します。

[レイアウト作成および優先ページ設定の既定のテンプレート]

新しいレイアウトの作成および[プロジェクト マネージャ]からのパブリッシュ処理に適用できる優先ページ設定の保存に使用する、既定のテンプレート ファイルを指定します。

[ログ ファイルの場所]

[開く/保存]タブで[ログ ファイルを保持]チェック ボックスをオンにした場合に作成されるログ ファイルのパスを指定します。(システム変数 LOGFILEPATH)

[テクスチャ マップ検索パス]

レンダリング テクスチャ マップを検索するフォルダを指定します。

[配光データ ファイルの検索パス]

フォトメトリック配光データ ファイルを検索するフォルダを指定します。

[PDF 読み込みイメージの場所]

PDF ファイルを読み込むときに、参照イメージ ファイルを抽出して保存するフォルダを指定します。

[追加]

選択されたフォルダの検索パスを追加します。

[除去]

選択された検索パスまたはファイルを除去します。

[オプション]

選択したパスの順序を編集または変更します。

[パスを変更]

ファイル リストで選択したオプションに応じて、[フォルダの参照]ダイアログ ボックスまたは[ファイルを選択]ダイアログ ボックスが表示されます。

[項目を上へ移動]

選択された検索パスを、前の検索パスの上に移動します。

[項目を下へ移動]

選択された検索パスを、次の検索パスの下に移動します。

[現在に設定]

選択したプロジェクトまたはスペルチェック用辞書を現在のプロジェクトまたはスペルチェック用辞書にします。

[非表示メッセージをリセット]

次回から表示しないように設定したり、常に特定のオプションを使用するように設定したすべてのメッセージ ボックスの表示をリセットします。

[アプリケーション オプションをリセット]

[アプリケーション オプションをリセット]ダイアログ ボックスが表示されます。プログラムの既定値に戻すには、[AutoCAD を再起動]をクリックします。

プログラムをリセットする前に、多くのカスタマイズ可能なファイルが、Settings Backup <日付> <時間>.tgz という名前のアーカイブ ファイルにバックアップされます。アーカイブ ファイルは、 ¥Users¥<ユーザ名>¥Library¥Application Support¥Autodesk に保存されます。

アーカイブには、次のフォルダにある多数のカスタマイズ ファイルが含まれます。

  • /Users/<ユーザ名>/Library/Application Support/Autodesk/local/AutoCAD {バージョン}
  • /Users/<ユーザ名>/Library/Application Support/Autodesk/roaming/AutoCAD {バージョン}