ジオメトリをパーツとしてマークし、部品表(BOM)を生成し、部品表からパーツ一覧とバルーンを作成する方法について説明します。
このビデオは、AutoCAD Mechanical 2015 で録画されていますが、AutoCAD Mechanical 2025 ツールセットでも引き続き有効です。
タイム スタンプ | コメント |
---|---|
00:04 | このビデオでは、アセンブリ図面にパーツ一覧およびバルーンを追加する方法について説明します。今回は、完成した図面を最初にご覧ください。最初にお気づきになるのは、パーツ一覧とバルーンでしょう。少し拡大すると、どこを指し示しているかが分かります。十字付きの青い円が表示されています。これは、パーツ参照と呼ばれます。ジオメトリをパーツとしてラベル付けし、パーツに関する情報を格納しています。パーツ一覧を作成する場合は、まず、これらのパーツ参照を追加します。 |
00:39 | 初期段階の図面に戻り、完成までの手順について説明します。このグランドにパーツ参照を追加します。まず、[注釈]タブに切り替え、[パーツ参照]ボタンをクリックし、ジオメトリを選択して、パーツ参照をアタッチします。ご覧のように、線分上に配置します。何もない空間をクリックすることもできますが、この場合、パーツを移動すると、参照は移動しません。このダイアログ ボックスでは、名前、説明、材料などの情報を追加するかを確認するメッセージが表示されます。AutoCAD Mechanical ツールセットこれで、パーツ参照の作成が完了しました。 |
01:18 | 参照は、いつでも元に戻って編集できます。オブジェクトを編集する場合は、通常と同様、オブジェクトをダブルクリックします。リボンの[パーツ参照]ドロップダウンで、[編集]を選択することもできます。この場合、すべてのパーツ参照がハイライト表示されるため、パーツ参照の選択が容易になります。ご覧のように、自身で作成したパーツ参照は少ししかありません。これは、すべて標準部品に属しているためです。AutoCAD Mechanical ツールセット の標準部品にはパーツ参照が自動的に付属しています。つまり、追加で作業する必要はありません。たとえば、このピンのコンポーネント プロパティを編集するとします。クリックすると、ダイアログ ボックスが表示されます。このパーツに関する情報が既に入っています。たとえば、名前を ISO 番号のみにするとします。この場合、必要なパーツ参照はすべて揃っています。 |
02:15 | 次に、部品表(BOM)を生成します。これは、すべてのパーツ参照に関する一種のデータベースです。[部品表]ボタンをクリックすると、図面がスキャンされ、パーツ参照からすべての情報が収集され、表形式で一覧表示されます。AutoCAD Mechanical ツールセット各列は、コンポーネント プロパティを表し、簡単に追加または削除できます。ここでは、ねじを見てみましょう。同じ項目のねじでも、別々の行に配置されています。コピーごとに 1 つの行があります。ただし、部品表には、行を結合するオプションがあります。まず、名前で一覧を並べ替え、重複するパーツをすべて検索します。次に、ねじを選択し、[結合]をクリックします。意図に沿って、項目番号が 1 つになり、数量が 2 になりました。重複するパーツをすべて結合した部品表は、このようになります。サブアセンブリなどの別々のパーツ一覧を挿入する場合、部品表での作業は特に興味深いものになります。この場合、部品表はここで管理できます。ただし、この例については、ここまでにしておきます。 |
03:30 | パーツ参照を作成し、部品表を生成しました。これで、バルーンを挿入できるようになります。[バルーン]ボタンをクリックし、コマンド ラインで[すべて選択]オプションを選択します。選択対象がパーツ参照に制限されます。バルーンが重複しないようにするために、上半分のみを選択し、重複する座金を選択解除して水平に配置します。結合した結果、項目番号が連番になっていません。項目番号は後で編集します。 |
04:07 | 次に、パーツ一覧をまず挿入します。ここでは、表題欄の上に配置します。[パーツ一覧]ボタンをクリックします。ダイアログ ボックスが表示されます。この表は、[部品表]ダイアログ ボックスに表示されていた表から取得されます。この表で変更を行うと、部品表とパーツ一覧にも反映されます。また、この表には、部品表とパーツ一覧で行った変更が反映されます。つまり、任意の場所で変更を行うことができます。[OK]をクリックして、パーツ一覧を配置します。 |
04:37 | ご覧になったとおり、項目番号の再編成と並べ替えを行う必要があります。これを行うには、[バルーン]パネルに戻り、[番号変更]コマンドをクリックします。コマンド ラインで、開始値と増分値に 1 を指定し、バルーンを順番に選択します。最終的な結果を確認します。バルーンに加え、パーツ一覧も変更されています。 |
05:11 | 次に、項目番号でパーツ一覧を昇順に並べ替えます。一覧をダブルクリックし、[並べ替え]ボタンをクリックし、キーを指定すると完了です。後から新しいパーツ参照を削除または追加しても、部品表およびパーツ一覧は自動的に更新されます。 |
05:37 | 最後に、これまで行ってきた作業について要約します。パーツ参照を追加し、部品表を生成し、バルーンを配置して、パーツ一覧を挿入しました。部品表、バルーン、パーツ一覧には、さらに多くの機能があります。詳細は、AutoCAD Mechanical ツールセット ヘルプをチェックしてください。 |