概要 - テーパ記号と勾配記号(AutoCAD Mechanical ツールセット)

テーパ記号と勾配記号は、テーパ率と勾配を比率、パーセントまたはモールス番号などの符号で表します。

記号はテーパを示し、記号は勾配を示します。

[記号] 凡例
  1. 基準線
  2. 並列寸法

AutoCAD Mechanical ツールセットは、注釈を付けるオブジェクトがテーパであるか、勾配であるかを判断し、勾配/テーパ率を自動的に計算できます。AutoCAD Mechanical ツールセットでこれを実行できるようにするには、プロンプトが表示されたら、並列寸法を選択し、記号を勾配/テーパ オブジェクトにアタッチします。AutoCAD Mechanical ツールセット並列寸法を選択しない場合は、ユーザが手動で勾配を指定するものとみなされます。AutoCAD Mechanical ツールセット

アタッチするテーパ/勾配オブジェクトを選択すると、作図領域に記号のプレビューが表示されます。クロスヘアを移動すると、記号の方向が自動的に変更されます。引出線付きで記号を配置する(一般にテーパ記号の場合)ことも、引出線なしで勾配に沿って配置する(一般に勾配記号の場合)こともできます。

プロンプトが表示され、有効な並列寸法を選択すると、テーパ記号の基準線が並列寸法と平行になるように自動的に位置合わせされます。AutoCAD Mechanical ツールセットAutoCAD Mechanical ツールセット並列寸法を選択しなかった場合、記号を作図領域に配置した後に、基準線を手動で位置合わせし、一覧から適切な記号を選択することができます。

AutoCAD Mechanical ツールセットでは、ドロップダウン リストから特殊文字(度記号など)を選択し、それを寸法値の一部として挿入できます。オプションで、寸法値を理論的に一致する値として表示できます。

自動勾配計算は、記号の作成時にのみ使用できます。AutoCAD Mechanical ツールセットでは既定で計算された値が表示されますが、それを上書きできます。計算された値を上書きできますが、それは引き続きドロップダウン リストから使用できます。この機能により、必要に応じて、計算された値に戻すことができます。作図領域に配置済みの記号を編集する場合は、ドロップダウン リストを使用できません。

AutoCAD Mechanical ツールセットでは、テーパ記号または勾配記号の作成または編集中に、テーパ記号と勾配記号の値が動的に自動計算されます。計算に並列寸法を選択すると、テーパと勾配の計算は常に維持されます。記号を作成または編集する場合は、計算記号を作成しない方法と、計算値を手動で編集する方法があります。テキスト <オリジナル> が、テーパ率と勾配率の横に表示されます。

サポートされている製図規格

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