AutoCAD の IMAGECLIP[イメージ クリップ]コマンドを使用して、1 つのイメージのサブ領域を表示できます。
クリップは表示だけに影響する機能なので、表示や出力に使用できます。クリップしても、イメージ データは永久には変更されません。
このサブ領域は、クリップ境界によって定義されます。イメージをクリップすると、クリップ境界の外側にあるイメージの部分は非表示になります。クリップをオフにすると、イメージ全体を再表示できます。クリップ境界をグリップ編集すると、イメージの表示部分を加減できます。クリップ境界が複数のイメージを囲んでいる場合は、各イメージは個別のクリップとして処理されます。
IMAGECLIP[イメージ クリップ]コマンドは、AutoCAD イメージ(モノクロ、グレースケール、インデックス カラー、True Color)と、AutoCAD Raster Design ツールセット カスタム イメージ(数値標高モデル、シングル バンド整数データ、マルチバンド マルチスペクトル データ)で機能します。