あらゆるプロジェクト チーム、特に大規模なチームの場合、プロジェクト フォルダに対するの体系的なアクセス権限システムを作成することでデータを保護できます。通常、プロジェクト レベルでは読み込み書き出しアクセスを割り当て、プロジェクト内のサブフォルダには制約を割り当てます。最も効率的な方法は、ユーザ個人ではなくユーザ グループに対してアクセス権限を割り当てることです。たとえば、プロジェクト チームに測量士、土木技術者、および CAD 技術者が含まれるとします。

図 4: グループ許可の例
図 4 では、読み込み-書き出しアクセスを双方向矢印で、読み込み専用アクセスを単方向矢印で表しています。
この種類のアクセス コントロールは、Autodesk Vault の標準的な管理機能です。Autodesk Vault の管理ツールを使用して、これらを設定することができます。Vault を使用しない場合、Microsoft® New Technology File System (NTFS)で、フォルダ レベルの共有とセキュリティ設定を使用してアクセス権限を設定できます。効果的な手法の設定については、システム管理者に問い合わせてください。このような手法では、複数のユーザ グループまたはロールを作成してそれらのグループのフォルダ アクセス権限を設定します。個別のユーザをグループに追加し、適切な権限を取得して、必要に応じてそれらを別のグループに移動することができます。