概要

Autodesk ツール カタログは、カスタマイズされたサブアセンブリのグループを整理したもので、Autodesk Civil 3D のユーザが使用できます。Autodesk ツール カタログは、.atc(Autodesk ツール カタログ)拡張子の付いた xml 形式のファイルを使用して定義されます。カタログを Windows のレジストリに登録する必要があるため、カタログ レジストリ ファイルの作成も必要です。.atc内のいくつかの項目とレジストリ ファイルには、GUIDs (Global Unique Identifiers)として知られる一意の識別子があります。新しい GUIDs は、GuidGen.exe ユーティリティを使用して作成できます。このユーティリティは多くの Microsoft 開発製品に含まれているほか、Microsoft の Web サイトからも無料でダウンロードできます。

サブアセンブリのツール カタログを作成するには

  1. メモ帳などのエディタを使用して、<Name>Tools Catalog.atc という名前で ASCII テキスト ファイルを作成します。ここで <Name> は新しいツール カタログの名前です。ファイルの内容については、「ツール カタログ ATC ファイルを作成する」を参照してください。
    注:

    ATC ファイルの XML タグでは、大文字と小文字が区別されます。タグが、本章で示されているタグの大文字と小文字と一致しているか確認してください。

  2. ツール カタログが保存されている場所に.atcファイルを保存します。既定の場所は です。
  3. カタログに表示するアイコンのイメージ、サブアセンブリのヘルプ ファイルなどの任意のファイルを作成し、これらのファイルを参照しやすい位置に配置します。
  4. メモ帳などのテキスト エディタを使用して、ツール カタログ用のレジストリ ファイル(拡張子 .reg)を作成します。詳細は、「ツール カタログ レジストリ ファイルを作成する」を参照してください。
  5. .reg ファイルをダブルクリックしてツール カタログを登録します。一度登録されると、サブアセンブリ ツール カタログは Autodesk Civil 3D コンテンツ ブラウザに表示されます。