アセンブリは、特定の測点におけるコリドーの横断パターンです。アセンブリは、接続された一連のサブアセンブリで構成され、各サブアセンブリは中心点または他のサブアセンブリにリンクしています。サブアセンブリは、一連のシェイプ、リンク、およびポイントで構成されます。アセンブリを使用してコリドーの横断を定義する場合、適用される一連のアセンブリ(AppliedAssembly 型のオブジェクト)がコリドーに追加されます。適用された各アセンブリは適用されたサブアセンブリで構成され、それらのサブアセンブリはコリドー基線上の特定の測点を基準に配置されたシェイプ、リンク、およびポイント(それぞれ CalcualtedShape、CalculatedLink、および CalculatedPoint)で構成されます。また、適用されたアセンブリは、その構成要素であるサブアセンブリの計算されたすべてのシェイプ、リンク、およびポイントにアクセスできます。
サブアセンブリは、縁石、走行車線、サイド勾配など、コリドー モデルの横断を構成する個々のコンポーネントです。横断を構成するサブアセンブリのコレクションは、アセンブリとしてグループ化されます。アセンブリを Civil 3D で作成して使用する方法の詳細は、 『Civil 3D ユーザ ガイド』の 「アセンブリとは」を参照してください。
.NET API では、Assembly オブジェクトと AppliedAssembly オブジェクトの 2 種類のアセンブリ オブジェクトがあります。Assembly オブジェクトは、テンプレートと考えることができ、CivilDocument.AssemblyCollection に保持されます。Assembly をコリドーに適用すると、複数の AppliedAssembly オブジェクトがコリドーの BaselineRegions に作成されます。
アセンブリを構成するサブアセンブリはグループに編成され、Assembly.Groups プロパティに含まれます。このコレクションには、AssemblyGroup オブジェクトが含まれます。AssemblyGroup.GetSubassemblyIds() メソッドは、グループ内のすべての Subassemblies の ObjectIdCollection を返します。