CaltransB3RetainingWall サブアセンブリは、Caltrans 標準プラン B3-3 擁壁に基づいて擁壁を作成するためのリンクを挿入します。
使用する寸法が標準プランの解釈と一致することを確認する必要があります。
例 1: 擁壁の背面のアタッチメント ポイント
例 2: 壁の正面のアタッチメント ポイント
アタッチメントは擁壁の背面または前面のいずれかに設定します。
パラメータ |
説明 |
タイプ |
既定値 |
---|---|---|---|
作成方向 | サブアセンブリを配置する側を指定します。 | 左側/右側 | 右側 |
壁のリンク コード | 壁を構成するリンクに適用されるコード。 | 文字 | 壁 |
壁のポイント コード | 壁を構成するポイントに適用されるコード。 | 文字 | 壁 |
フーチングのポイント コード | フーチングを構成するポイントに適用されるコード。 | 文字 | フーチング |
フーチングのリンク コード | フーチングを構成するリンクに適用されるコード。 | 文字 | フーチング |
フーチングの最小土被り | 背面の場合、[正面の標高]の標高ターゲットが設定されていない場合、このパラメータはフーチングよりも上の高さを指定します。 | 数値、正 |
1.5 ft 0.45 m |
アタッチメント ポイント | アタッチメント ポイントを擁壁の正面または背面に配置するかを指定します。 | 正面/背面 | 背面 |
このセクションでは、1 つまたは複数のターゲット オブジェクトにマッピングすることが可能なサブアセンブリのパラメータを一覧表示します。詳細については、「コリドー ターゲットを指定するには」を参照してください。
パラメータ |
説明 |
ステータス |
---|---|---|
壁の高さ | 擁壁の作成に使用される高さ寸法を制御します。標高を指定するターゲットとして、縦断、3D ポリライン、計画線、および測量図形の各オブジェクト タイプが使用できます。 | 必須 |
フーチングの上部 | フーチング上部の標高を制御する場合に使用します。標高を指定するターゲットとして、縦断、3D ポリライン、計画線、および測量図形の各オブジェクト タイプが使用できます。 | 必須 |
壁の上部 | アタッチメント ポイントが正面の場合に壁上部の標高を変更できます。標高を指定するターゲットとして、縦断、3D ポリライン、計画線、および測量図形の各オブジェクト タイプが使用できます。 | オプション |
正面の標高 | アタッチメント ポイントが背面のときに壁の正面で標高ポイントを制御する場合に使用します。標高を指定するターゲットとして、縦断、3D ポリライン、計画線、および測量図形の各オブジェクト タイプが使用できます。 | オプション |
擁壁の寸法は、Caltrans 標準プラン B-3 擁壁の値に基づいています。
なし
最初のヒンジ ポイントをアタッチメント ポイントに設定します。
このポイントが配置されているかを確認するために、壁の高さの縦断がチェックされます。縦断がない場合は、エラー メッセージが表示されます。壁の高さの縦断が見つからない場合、壁の寸法は 1 ft (0.3 m)と見なされます。壁の高さの縦断は、標高の切り捨てられた値に設定されます。
例 1: 擁壁の背面のアタッチメント ポイント
[正面の標高]ターゲットが設定されている場合、標高が使用されます。[正面の標高]が設定されていない場合、フーチングの上部とフーチングの最小土被りが使用されます。フーチングの上部のターゲット標高は、擁壁の物理的な高さを決定するために使用されます。フーチングは、 壁の高さのターゲットに基づく標準プランの寸法を使用して作成されます。
例 2: 壁の正面のアタッチメント ポイント
壁の上部の計算は、壁の上部のターゲットに基づいて実行されます。フーチングの標高は、フーチングの上部のターゲットに基づいています。フーチングの上部のターゲットが見つからない場合は、フーチングの最小土被りがアタッチメント ポイントの下で使用されます。フーチングは、 壁の高さのターゲットに基づく標準プランの寸法を使用して作成されます。
レイアウトモードの場合、このサブアセンブリは、壁の高さを 1 ft (0.3 m)として擁壁を描画します。
次の表は、このサブアセンブリのポイント、リンク、およびシェイプ コードのうち、コードが割り当てられているものを一覧表示しています。このサブアセンブリのポイント、リンク、シェイプ コードのうち、コードが割り当てられていないものは表に含まれません。
ポイント、リンク、またはシェイプ |
コード |
説明 |
---|---|---|
P1 | Wall、AttachPoint | 擁壁のアタッチメント ポイント |
P2-P4、P13 | Wall | |
P5-P12 | Footing | |
L1 ~ L6 | Wall | |
L7-L13 | Footing | |
S1 | 脚壁 | |
S2 | Footing |
例 1: 擁壁の背面のアタッチメント ポイント
例 2: 壁の正面のアタッチメント ポイント