クラウドベースの測量データベースを使用するには

測量データベースの作業フォルダを Autodesk Construction Cloud (ACC)フォルダに指定すると、既存の測量データベース ワークフローで共有 ACC データをサポートできるようになります。共同クラウド環境で使い慣れた測量ツールを使用して、Civil 3D で効果的かつ効率的に作業できます。

ローカル作業フォルダをクラウド フォルダに設定する

既存の ACC 測量データベースに接続するには、以下の手順を実行します。
  1. [ツールスペース]の[測量]タブで、[測量データベース]コレクションを右クリックします。
  2. [作業フォルダを設定]をクリックします。
  3. [フォルダを参照]ダイアログ ボックスで、測量データベースを含むローカル ACC フォルダの場所を参照します。このフォルダは Desktop Connector によって定義されます。
    例:
    C:\Users\yourname\DC\ACCDocs\Job_A_Surveys

    測量ユーザ設定の既定のフォルダを変更するように求めるプロンプトが表示されます。これらのフォルダ パスには、拡張プロパティ、機器データベース、ラインワーク コード セット、図形接頭語データベース、およびレポート スタイルが含まれます。詳細については、「[測量ユーザ設定]ダイアログ ボックス」を参照してください。

  4. 次のいずれかの方法を選択します。
    • 設定を開きます。[測量ユーザ設定]ダイアログ ボックスで、ローカル ACC フォルダ内の各測量フィーチャ フォルダを指定します。
    • すべての既定値を選択します。(推奨)[すべてのデフォルト パスを設定]ダイアログ ボックスで、測量データベースのルート フォルダを含むローカル ACC フォルダの場所を参照します。ユーザ設定の既定値がそれに応じて設定されます。
    • 無視します。ローカル設定は変更しないままにしておきます。
  5. 作業フォルダ内の測量データベースが[測量データベース]コレクションに表示され、以後作成するすべてのローカル測量データベースはこのフォルダに保存されます。

Autodesk Construction Cloud の測量データを使用する

新しい ACC 作業フォルダの場所は、Desktop Connector によって期待どおりに同期および更新されるため、関係者は既知のワークフローで利用可能な最新の測量データを常に使用できます。これには、次のものが含まれます。

クラウド測量データベースを作成するには

    注: 作業フォルダは、ACC ローカル フォルダに設定する必要があります。
  1. [ツールスペース]の[測量]タブで、[測量データベース]コレクションを右クリックします。
  2. [新規クラウド測量データベース]をクリックします。
  3. [新規クラウド測量データベース]ダイアログ ボックスで、データベースの名前を入力し、[OK]をクリックします。

    [測量データベース]コレクションの下に、データベースが作成され太字で表示されます。また、指定した ACC フォルダにも同期されます。

クラウド測量データベースのロック ステータスを確認するには

    ACC で測量データベースを開いて編集する場合、測量データベースがロックされている可能性があります。このステータスは、[測量データベース]コレクションで確認できます。

  1. [ツールスペース]の[測量]タブで、[測量データベース]コレクションを展開します。
  2. ロックされているデータベースのアイコン は、ロックされている測量データベースの横に表示されます。このステータスは、このデータベースに接続しているすべてのユーザに表示されます。
  3. アイコンの上にカーソルを合わせると、データベースをロックした関係者と、ロックされた日時スタンプが表示されます。データは読み取り専用の状態でも使用できます。測量データベースを右クリックして、[読み取り専用として開く]を選択します。

クラウド データベースを開いて編集するには

  1. [ツールスペース]の[測量]タブで、[測量データベース]コレクションを展開します。
  2. 編集するデータベースを右クリックします。
  3. [開く]を選択して編集します。