ステータス バーの複数のオプションを使用して、図面内のラベルの表示と動作をすばやくコントロールすることができます。
このトピックの最後に説明するグローバル非表示/表示コマンドを除き、このトピックで説明するオプションは、文字を含む特定のラベル グループに影響を与えます。
影響を受けるラベル グループは次のとおりです。
ステータス バーのオプションを使用して、現在のモデル空間ビューポート範囲外の特定のラベル グループの文字を含むラベルの表示をオフにします。現在のモデル空間ビューポート内のラベルは表示されたままです。現在のビューの外側のラベルを非表示にすると、図面の他の領域にズームまたは画面移動してもラベルは表示されません。
ステータス バーでは、ラベルが現在のビューの外側で非表示になると、トグルが として表示されます。
このオプションは、システム変数 AeccLabelOptimize を使用してコントロールすることもできます。詳細は、「測量コマンド リファレンス」を参照してください。
ステータス バーのオプションを使用して、ラベルの詳細レベルをコントロールします。このオプションは、オブジェクトから縮小ズームしたときに、ラベル グループに表示されるラベルの数を減らすかどうかをコントロールします。ラベルの密度が高い領域では、このオプションを使用すると表示を簡略化することができます。
このオプションが影響を与えるラベル グループは、上記のとおりです。
次の図は、縮小ズームしたときに縦断帯ラベルを示しています。[ラベル グループの詳細レベル]オプションがオンになっています。
次の図は、拡大ズームしたときの縦断帯ラベルを示しており、[ラベル グループの詳細レベル]オプションがオンになっています。
このオプションは、システム変数 AeccLabelOptFlags を使用してコントロールすることもできます。詳細は、「測量コマンド リファレンス」を参照してください。
ステータス バーのオプションを使用して、ズームまたは画面移動をする場合、または必要な場合(親オブジェクト データが変更された場合など)のみにラベル グループのラベルを再描画するかどうかをコントロールします。このオプションをオフにすると、ラベルの再描画を必要になるまで遅延します。
このオプションが影響を与えるラベル グループは、上記のとおりです。
このオプションは、システム変数 AeccLabelOptFlags を使用してコントロールすることもできます。詳細は、「測量コマンド リファレンス」を参照してください。
ステータス バーのオプションを使用して、ラベル グループを再描画します。ズームや画面移動時にラベルが再描画されないようにするためにオプションを使用したり、現在のビューの外側のラベル グループを非表示にするオプションを使用する場合は、[ラベル グループを再描画]オプションを使用してラベル グループを再描画することができます。
このオプションが影響を与えるラベル グループは、上記のとおりです。
ステータス バーのオプションを使用して、図面内のすべてのラベルをすばやく表示するか非表示にします。ステータス バーでは、ラベルの表示がオンの場合、ラベルの表示と非表示の切り替えが として表示されます。
これは、[ラベル スタイルの既定を編集]ダイアログ ボックスを使用するラベルのオン/オフの切り替えに影響します。
このオプションは、システム変数 ToggleLabelVisibility を使用してコントロールすることもできます。詳細は、「測量コマンド リファレンス」を参照してください。