概要 - 重なり合っているサイト オブジェクトを特定、解決する

図面の問題の発生原因となる可能性がある、同じサイト内の重なり合っている(同一線上にある)オブジェクトを特定するには、FindSiteOverlaps コマンドを使用します。

サイト オブジェクト(線形、グレーディング、計画線、区画)を作成する際に、セグメントが結果的に同一線上に重なり合う場合があります。ほとんどの場合、これにより問題が発生することはありません。ただし、このような重なり合っているセグメントが原因で Autodesk Civil 3D が異常終了する場合もあります。

FindSiteOverlaps コマンドは、同一線上にあるセグメントを検出した場合、問題を解決するために次に使用する推奨コマンドを提示します。ただし、FindSiteOverlaps コマンドは、特定の問題の原因を正確に診断するコマンドではありません。また、提示した推奨コマンドにより、発生する可能性のあるすべての問題が解決するとは限りません。

重要:

図面に関する問題が発生した場合は、必ず最初に RECOVER[修復]コマンドと AUDIT[監査]コマンドを使用してから、FindSiteOverlaps コマンドを使用するようにしてください。