Autodesk Batch Save Utility を使用して、一度に複数の図面およびテンプレート ファイルを開き、指定されたバージョンの Autodesk Civil 3D に保存することができます。
また、Autodesk Batch Save Utility を使用して、バッチ操作の一部としてカスタム スクリプトを実行することもできます。たとえば、スクリプトを実行して、複数の図面に対して -PURGE や AUDIT などの一連のコマンドを実行することができます。ユーティリティにはサンプル スクリプトが含まれており、[Autodesk Batch Save Utility]ダイアログ ボックスから直接表示および編集できます。
- Autodesk Batch Save Utility を使用して、複数の図面およびテンプレートを開き、アプリケーションの現在のバージョンまたは新しいバージョンに保存することができます。たとえば、Autodesk Civil 3D の新しいバージョンをインストールするときに、このユーティリティを使用してファイルを新しいバージョンに保存することができます。
- Autodesk Batch Save Utility は、AutoCAD Civil 3D のバージョン 2014~2017 におけるパフォーマンス低下の問題に対する解決策を一度に複数のファイルに適用するためにも使用できます。ご使用の AutoCAD Civil 3D バージョンに適用される修正プログラムと Service Pack を適用(次の情報を参照)してから、図面ファイルを開いて保存すると、パフォーマンス低下の問題は解決されます。Autodesk Batch Save Utility を使用して、一度に複数のファイルを開いて保存することにより、パフォーマンス低下の問題に対する解決策が適用されます。
パフォーマンス低下の問題を解決するための修正プログラムおよび Service Pack
Autodesk Batch Save Utility を使用して、AutoCAD Civil 3D のバージョン 2014~2017 に影響を与えるパフォーマンス低下の問題に対する解決策を適用できます。
重要: 図面を開いて保存するときのパフォーマンス低下の問題を継続的に解決するには、AutoCAD Civil 3D のバージョン 2014~2017 に対して以下の修正プログラムおよび Service Pack をインストールする必要があります。
バージョン 2014~2017 に保存する場合、Autodesk Batch Save Utility はターゲット バージョンの Civil 3D が最新の Service Pack にアップグレードされているかどうかを確認します。アップグレードされていない場合、Autodesk Batch Save Utility は続行する前に最新の Service Pack をインストールするように求めるプロンプトを表示します。