InfraWorks の橋梁道路縦断に勾配がある場合、Civil 3D の橋梁投影でラベル付けされた測点と標高は、同じ位置に追加される縦断ビュー ラベルに表示される値と異なる場合があります。
たとえば、橋梁橋脚の場合、InfraWorks モデルの測点は道路縦断に対して垂直に決定されます(下図の位置 1)。位置 1 の値は、Civil 3D で橋梁ラベルの測点値として使用されます。
しかし、Civil 3D の縦断ビュー ラベルでは、測点は真上で計算されますが(上記の図の位置 2 を参照)、InfraWorks モデルに勾配がある道路縦断に対しては垂直ではない可能性があります。橋脚ラベルと同じ位置に縦断ビュー ラベルを追加した場合、位置 2 の値が縦断ビュー ラベルの測点値として使用され、橋梁投影ラベルの測点と一致しない場合があります。
コリドーの中心線形が曲線の場合、または角度のある接線で構成されている場合、橋梁デッキの投影がデッキの桁の投影よりも長くなることも短くなることもあります。湾曲が大きくなったり角度が鋭くなるほど、デッキと桁の投影の差が大きくなります。
これは、桁が複数のセグメントで構成されている可能性があり、各セグメントは線形に密に従って異なる角度で描画される可能性があるためです。一方、デッキは(橋の複雑さによって異なります)、異なる角度で描画できるセグメントを持たない単一のオブジェクトである可能性があります。
橋梁を複数の縦断ビューに投影する場合、特定の橋梁コンポーネントが縦断ビューの測点の範囲を超えて延長される場合があります。
分割された縦断ビューは、親の縦断ビュー スタイルの尺度設定を無視し、分割された縦断ビューに対して指定されたスタイルの尺度設定を適用します。
[縦断ビュー プロパティ]ダイアログ ボックスの[標高]タブで、縦断ビューを分割するかどうか、および各ビューのスタイルを指定することができます。
桁グループ内の個々の桁を選択する場合や、トンネルの一部である一般オブジェクトを選択する場合は、PICKSTYLE システム変数を 0 に設定できます。PICKSTYLE システム変数が既定の 1 に設定されている場合、桁を選択すると桁グループ全体が選択され、トンネルを選択すると、それに関連付けられている一般オブジェクトも選択されます。