Autodesk Civil 3D の各種のオブジェクトにレイヤを指定するには、このタブを使用します。たとえば、すべての線形をレイヤ C-ROAD に、すべての区画をレイヤ C-PROP に、などと指定できます。また、レイヤ名に接頭語や接尾語を指定できます。
必要に応じて、ラベルレイヤはそれぞれのラベル スタイルでコントロールすることができます。ただし、ラベル オブジェクト グループとシングル ラベルは個々の AutoCAD 図形であり、その他すべてのオブジェクトと同様、常に一定の AutoCAD レイヤ上に存在します。ラベルが最初に作成されるときに配置される既定のレイヤを指定する <オブジェクト名>-Labeling レイヤを指定するには、このタブを使用します。
注: また、これらの設定は、次のような特定のラベル タイプに影響を与えます。
- 注記([一般注記ラベル]で設定)
- 線分と曲線([一般セグメント ラベル]で設定)
- 線形測点オフセット([線形のラベル付け]で設定)
- 縦断ビュー測点標高([縦断ビューのラベル付け]で設定)
- サーフェス端点標高([TIN サーフェスのラベル付け]で設定)
- 横断ビュー オフセット標高([横断ビューのラベル付け]で設定)
注: パイプと構造物の変更子として[オブジェクト名]を指定する場合は、パイプまたは構造物の名前ではなく親のネットワーク名を使用してください。横断抽出ラインラベル付けの設定では、個々の横断抽出ラインの名前ではなく横断抽出ライン グループ名が変更子として指定されます。
-
[オブジェクト]
-
Autodesk Civil 3D のすべてのオブジェクト タイプを一覧表示します。
-
画層
-
オブジェクトが描画されているレイヤを表示します。クリックすると[レイヤの選択]ダイアログ ボックスが開きます。
-
[変更子]
-
レイヤ名が文字列変更子を含むか、さらに、変更子を含む場合はその場所を指定します。
- [なし]: 変更子はありません。
- [接頭語]: 変更子はレイヤ名の先頭に追加されます。
- [接尾語]: 変更子はレイヤ名の末尾に追加されます。
-
[値]
-
変更子として使用する文字列を指定します。アスタリスク(*)を入力し、オブジェクト名を変更子としてレイヤ名に含め、各オブジェクト名をそのレイヤ名に追加することができます。たとえば、C-ROAD を線形レイヤの名前に指定している場合、接尾語として -* を追加すると、overpass という名前の線形は、レイヤ名 C-ROAD-OVERPASS 上に作成されます。
-
[ロック]
-
個別のオブジェクトに対する変更を防ぐために、図面でレイヤ設定をロックするかどうか指定します。
-
[表示コンポーネントの即時で独立したレイヤオン、オフのコントロール]
-
オブジェクト表示をレイヤの表示/非表示によってコントロールするかどうかを指定します。
- オン: オブジェクトのサブコンポーネントが別のレイヤにある場合、オブジェクト レイヤをオフにしても、サブコンポーネントの表示/非表示には適用されません。たとえば、線形がレイヤ C-ROAD にあり、接線がレイヤ C-ROAD_LINE および C-ROAD_CURVE にある場合、オブジェクト レイヤ C-ROAD をオフにしても、線分と曲線は引き続き表示されます。ただし、ラベル オブジェクトはオブジェクト レイヤがオフになったことを認識するため、ラベルは表示されなくなります。
- オフ: オブジェクトのサブコンポーネントが別のレイヤにある場合、オブジェクト レイヤをオフにすると、サブコンポーネントもオフになります(描画されません)。