変換設定を指定するには

  1. [ツールスペース][設定]タブで、コレクションの上部にある図面名 を右クリックして、[図面設定を編集]を選択します。
  2. [図面設定]ダイアログ ボックスで、[変換]タブをクリックします。
    重要: [変換]タブで設定を行う前に、[単位と測地座標系]タブの座標系を指定する必要があります。
  3. [変換設定を適用]チェック ボックスをオンにし、ダイアログ ボックスのすべてのコントロールをアクティブにします。手順 4 から 10 で指定する値を入力します。チェック ボックスをオフにすると、ダイアログ ボックスのコントロールが無効になり、AutoCAD の X 座標と Y 座標が、指定の測地座標系に一致します。
  4. [基準面への投影補正を行う]を選択します。
    ヒント: 結合尺度係数がわかっている場合は、[基準面への投影補正を行う]チェック ボックスをオフにして、[グリッド尺度係数][ユーザ定義]を選択し、[グリッド尺度係数]ボックスに結合尺度係数を入力することもできます。結合尺度係数は、ローカルを海面に変換するための尺度係数と、海面をグリッドに変換するための尺度係数の組み合わせです。
  5. 既定の[基準面] (海面からのプロジェクト サイトの平均標高など)を入力します。
  6. 必要に応じて、[球体半径]を変更します。球体半径とは、海面での地球の形状に近い数学的形状の半径のことで、およそ 6,370 km です。最初にこのボックスに表示される値は、現在の測地座標系の準拠楕円体から導出された値ですが、局所観測データが異なる場合には変更することができます。ほとんどの場合、表示された既定値をそのまま使用します。
  7. [グリッド尺度係数]で、計算方法を選択します。
  8. [参照ポイント]の値を指定します。参照ポイントには、測量で使用されたベンチマークを指定することもできます。ポイントのローカル座標と測地座標の両方がわかっている場合は、そのポイントを指定してもかまいません。[参照ポイント]の値を指定するには、次のいずれかの操作を行います。
    • [ポイントを選択]ボタンをクリックした後で図面のポイントを選択するか、割り込みコマンドを使用します。
    • ポイント番号を入力します。
    • ポイントの[測地北座標][測地東座標]の値を入力します。
  9. 変換の回転角度を定義するには、次のいずれかの操作を行います。
    • [ポイントを選択]ボタンをクリックし、図面内のポイントを選択します。
    • ポイント番号を入力します。
    • ポイントの[測地北座標][測地東座標]の値を入力します。
  10. グリッド回転角度を指定します。
  11. [OK]をクリックします。