変換設定を指定するには
[ツールスペース]
の
[設定]
タブで、コレクションの上部にある図面名
を右クリックして、
[図面設定を編集]
を選択します。
[図面設定]
ダイアログ ボックスで、
[変換]
タブをクリックします。
重要:
[変換]
タブで設定を行う前に、
[単位と測地座標系]
タブの座標系を指定する必要があります。
[変換設定を適用]
チェック ボックスをオンにし、ダイアログ ボックスのすべてのコントロールをアクティブにします。手順 4 から 10 で指定する値を入力します。チェック ボックスをオフにすると、ダイアログ ボックスのコントロールが無効になり、AutoCAD の X 座標と Y 座標が、指定の測地座標系に一致します。
[基準面への投影補正を行う]
を選択します。
ヒント:
結合尺度係数がわかっている場合は、
[基準面への投影補正を行う]
チェック ボックスをオフにして、
[グリッド尺度係数]
で
[ユーザ定義]
を選択し、
[グリッド尺度係数]
ボックスに結合尺度係数を入力することもできます。結合尺度係数は、ローカルを海面に変換するための尺度係数と、海面をグリッドに変換するための尺度係数の組み合わせです。
既定の
[基準面]
(海面からのプロジェクト サイトの平均標高など)を入力します。
必要に応じて、[球体半径]を変更します。球体半径とは、海面での地球の形状に近い数学的形状の半径のことで、およそ 6,370 km です。最初にこのボックスに表示される値は、現在の測地座標系の準拠楕円体から導出された値ですが、局所観測データが異なる場合には変更することができます。ほとんどの場合、表示された既定値をそのまま使用します。
[グリッド尺度係数]
で、計算方法を選択します。
[参照ポイント]
の値を指定します。参照ポイントには、測量で使用されたベンチマークを指定することもできます。ポイントのローカル座標と測地座標の両方がわかっている場合は、そのポイントを指定してもかまいません。
[参照ポイント]
の値を指定するには、次のいずれかの操作を行います。
[ポイントを選択]
ボタンをクリックした後で図面のポイントを選択するか、割り込みコマンドを使用します。
ポイント番号を入力します。
ポイントの
[測地北座標]
と
[測地東座標]
の値を入力します。
変換の回転角度を定義するには、次のいずれかの操作を行います。
[ポイントを選択]
ボタンをクリックし、図面内のポイントを選択します。
ポイント番号を入力します。
ポイントの
[測地北座標]
と
[測地東座標]
の値を入力します。
グリッド回転角度を指定します。
[OK]
をクリックします。
親トピック:
図面、フィーチャ、コマンド設定
関連概念
概要 - 変換の設定
概要 - 単位と測地座標系設定
概要 - Autodesk Civil 3D 設定
関連タスク
単位と測地座標系設定を指定するには