概要 - マップチェック解析を実行する

[マップチェック解析]コマンドを使用して、ラベル オブジェクトの注釈の精度に基づくマップチェックを実行します。

[マップチェック解析]コマンドによって、選択したラベルから直接マップチェック計算が実行されます。マップチェックを実行するには、各区画に対して開始点(POB)を指定する必要があります。区画内の各セグメントに対し、現在のセグメントの次の頂点を計算するための要件が満たされるまで、方向を含むラベル、方向および距離、距離ラベル、または曲線ラベルを選択します。

マップチェックの実行中、各区画に対して入力された辺を示す一時的なグラフィックが図面に表示されます。現在の辺は太字で表示され、その辺の原点および方向が示されます。この一時的なグラフィックは、可能なエラーの視覚的確認を提供したり、あるいは線分または曲線の方向をフリップまたは反転させる必要があることを示します。

注: マップチェック レポート データは、図面データベースに保存されます。したがって、以前の Autodesk Civil 3D セッションからマップチェックを継続することができます。一時的なグラフィックの表示を有効にするには、[マップチェック解析]ウィンドウが開かれていなければなりません。

開始点から、区画内の各辺に対する説明を使用して、辺の終了点の座標が計算されます。各区画に対してデータを入力すると、[マップチェック解析]ウィンドウの[出力ビュー]が更新され、以前入力した辺に基づき閉合のエラーおよび領域が示されます。最後の辺の情報を入力すると、[マップチェック解析]出力ビューには、次の情報が含まれています。

各区画または測量図形では、面積の説明がマップチェック面積と比較されます。閉合のエラーが受け入れ可能である場合(たとえば、10,000 パーツ中 1 つのパーツを越える閉合と面積の説明が一致する場合)、その説明は数学的に適切であると考えられます。

レポートの内容を Windows のクリップボードにコピーしたり、タブ区切りの ASCII テキスト ファイルに出力することができます。

チュートリアルの実習: 区画ラベルでマップチェック解析を実行する