[レイアウト]タブ([勾配パターン スタイル]ダイアログ ボックス)

このタブは、勾配パターンの外観を設定するときに使用します。

勾配パターン内の各線は、個別のコンポーネントです。

[コンポーネント]

勾配パターン コンポーネントの名前を指定します。指定したコンポーネントのパラメータ値がテーブルに表示されます。フィールドの横のボタンを使用して、コンポーネントを追加、コピー、削除することができます。

[勾配パターン コンポーネントを追加]

既定のパラメータを使用して新規コンポーネントを作成します。[新規勾配パターン コンポーネント]ダイアログ ボックスを開きます。既存のコンポーネントに対する新しいコンポーネントの位置を指定します。

[勾配パターン コンポーネントをコピー]

現在のコンポーネントと同じパラメータを使用して新規コンポーネントを作成します。[新規勾配パターン コンポーネント]ダイアログ ボックスを開きます。既存のコンポーネントに対する新しいコンポーネントの位置を指定します。

[勾配パターン コンポーネントを削除]

勾配パターンから現在のコンポーネントを削除します。コンポーネントが 1 つしかない場合、このボタンは利用できません。

[勾配ライン]パラメータ

[パターン開始]

パターンが勾配の上端か下端のどちらから始まるかを指定します。

[長さのタイプ]

このコンポーネントの線の長さの定義方法を指定します。各オプションを選択すると、次に示す 1 つまたは複数の追加パラメータが呼び出されます。

  • [長さ]: 線の長さを固定値で指定します。関連パラメータの[長さ] には、作図単位(通常はフィートかメートル)で値を指定します。勾配がこの長さよりも短い場合、線はトリムされます。
  • [長さ-率]: 線の長さが指定した最大値までの勾配長の比率であることを指定します。関連パラメータの[長さ-率]には値をパーセントで指定し、[最大長]には最大長さを作図単位で指定します。
  • [勾配の割合]: 線の長さが勾配の傾斜によって直接変化することを指定します。関連パラメータの[勾配 1][勾配 2]には、線の長さで表される勾配値の外側の制限を指定します。[長さ 1 の率]には、線の長さを[勾配1]の勾配長のパーセントで指定し、[長さ 2 の率]には、[勾配 2]と同じ値を指定します。例: [勾配 1]=6:1、[長さ 1 の率]= 20%、[勾配 2]= 2:1、[長さ 2 の率]= 80%。長さ 10 フィートの勾配では、6:1 の勾配は 2 フィートの線分で、2:1 の勾配は 8 フィートの線で示されます。中間値 4:1 は 5 フィートの線で示されます。外側の値 10:1 は 1 フィートの線で示されます。
[色]

線の色を指定します。

[線種]

[線種を選択]ダイアログ ボックスを開きます。コンポーネントの線種を指定します。

[線の太さ]

[線の太さ]ダイアログ ボックスを開きます。コンポーネントの線の太さを指定します。

[勾配ライン オフセット]パラメータ

[オフセット タイプ]

このコンポーネントと勾配ライン スタイル内の 1 つ前のコンポーネントとの間のオフセットの定義方法を指定します。距離はフィーチャに沿ったリニア値と外側コーナーに沿った角度値として測定されます。各オプションを選択すると、次に示す 1 つまたは複数の追加パラメータが呼び出されます。

  • [長さ-率]: オフセットが、オフセット前の位置の勾配長の比率であることを指定します。関連パラメータの [長さ - 率]には比率を指定し、[最小距離][最大距離]には最大オフセット値と最小オフセット値を作図単位で指定し、[曲線上の点のオフセット角度]には角度値をそれぞれ指定します。
  • [距離]: オフセットが固定値であることを指定します。関連パラメータの[距離]にはリニア値を作図単位(通常はフィートかメートル)で指定し、[曲線上の点のオフセット角度]には角度値を指定します。[曲線上の点のオフセット角度]パラメータは、コリドーでは使用されません。
  • [分割]: オフセットが、現在のコンポーネントの 1 つまたは複数のインスタンスを挿入するために、1 つ前と次のコンポーネント間を均等間隔で分割します。このオプションは、1 つ前か次のコンポーネントが[分割]に設定されている場合は利用できません。関連パラメータの[ライン数]に、挿入されるこのコンポーネントのインスタンスの数を指定します。

[勾配ライン シンボル]

[シンボル タイプ]

シンボルを勾配ラインの先頭に追加するよう指定し、追加する場合はシンボルの種類を指定します。

  • [なし]: シンボルを追加しません。
  • [AutoCAD ブロック]: 図面内で定義されているブロックを追加します。関連パラメータの[ブロック名]に、挿入されるブロックを指定します。
  • [三角形]: 三角形を追加します。
  • [塗り潰し三角形]: 塗り潰し三角形を追加します。
  • [先細ライン]: 勾配の端に平行な線のセットを追加し、三角形パターンの勾配ラインに向かって先細りにします。最後の先細ラインと勾配ラインの間にはギャップが存在します。関連パラメータの[ライン数]に、セット内に含めるライン数を指定します。
  • [先細ライン(ギャップなし)]: 先細ラインのセットを追加し、最後の先細ラインを勾配ラインにアタッチします。関連パラメータの[ライン数]に、セット内に含めるライン数を指定します。
[長さのタイプ]

シンボルの長さの定義方法を指定します。各オプションを選択すると、次に示す 1 つまたは複数の追加パラメータが呼び出されます。

  • [長さ]: 記号の長さが固定値であることを指定します。関連パラメータの[長さ] には、作図単位(通常はフィートかメートル)で値を指定します。
  • [長さ-率]: シンボルの長さが勾配長の比率であることを指定します。関連パラメータの[長さ-率]には、値をパーセントで指定します。
[幅の割合]

シンボルの幅と勾配ライン上でのシンボルの長さの割合を指定します(幅=長さ*幅の割合)。

[色]

シンボルの色を指定します。

[線種]

[線種を選択]ダイアログ ボックスを開きます。シンボルの線種を指定します。

[線の太さ]

[線の太さ]ダイアログ ボックスを開きます。シンボルの線の太さを指定します。

[一般プロパティ]

[最小表示長]

勾配パターンを表示する最短の勾配長を指定します。

次のパラメータを使用して、プレビュー ウィンドウ内にサンプル勾配を設定します。

[計画線の長さをプレビュー]

表示する計画線の長さを指定します。

[勾配の長さをプレビュー]

表示する勾配の長さを指定します。

[勾配のプレビュー]

表示する勾配値を指定します。