平面または縦断ビューに表示されるパイプとパイプの接続は、クリーンアップが必要な場合があります。
このトピックでは、[パイプ スタイル]ダイアログ ボックスの[平面]および[縦断]タブにあるパイプ終端クリーンアップ オプションをどのように理解すべきか、および使用すべきかについて説明します。
平面図に対してこのオプションをオンにすると、平面図のパイプとパイプの接続の外観がクリーンアップされ、平面図でパイプとパイプの接続がより正確に表示されます。
縦断ビューに対してこのオプションをオンにすると、縦断ビューのパイプとパイプの接続の外観が次のようにクリーンアップされます。
- パイプの内側の端のみが表示されている場合、あるいは内側と外側の端の両方が表示されている場合、重なり合うパイプの終端は、パイプの内側の端までトリムされます。
- パイプの外側の端のみが表示されている場合(パイプの内側の端が表示されていない場合)、パイプの外側の端がトリムされます。
次の図は、パイプ終端クリーンアップ オプションがオンの場合のパイプとパイプの接続の縦断を示しています。
このオプションが選択されていない場合、縦断ビューに表示されるパイプとパイプの接続の外観はクリーンアップされません。次の図は、パイプ終端クリーンアップ オプションがオフの場合のパイプとパイプの接続の縦断を示しています。
既定では、このオプションは選択されていません(オフの状態)。パイプとパイプの接続をクリーンアップするには、既存の(レガシー)パイプに対してこのオプションをオンにします。
このオプションについて次の動作を理解することが重要です。
- パイプ終端クリーンアップ オプションは、2 つのパイプ間に Null 構造物が存在する場合のみ使用することができます。
- このオプションは、縦断ビューに表示される直線および曲線パイプに対して同じように動作します。
- パイプの内側の端のみが表示されている場合、あるいは内側と外側の端の両方が表示されている場合、このオプションは、重なり合うパイプの終端を内側の端までトリム(除去)します。
- パイプの外側の端のみが表示されている場合(パイプの内側の端が表示されていない場合)、このオプションは、外側の端までトリム(除去)します。