このダイアログ ボックスを使用して、線形または縦断設計を関連する設計基準に照らし合わせてチェックする際に使用できるデザイン チェックを設定します。
設計基準ファイル内のテーブルには、線形および縦断設計に使用される基準のほとんどが含まれます。その他の基準は、算術式を使用してチェックする必要があります。基準に基づいた設計に関連する場合、これをデザイン チェックといいます。
デザイン チェックの作成および管理の方法は、ラベル式の場合と同じです。線形または縦断にデザイン チェックを適用する場合は、そのデザイン チェックをデザイン チェック セットに追加する必要があります。
デザイン チェックは、真または偽という戻り値しかないという点が、ラベル式とは異なります。たとえば、最小の接線距離を検証する場合に、そのためのデザイン チェックを作成できます。接線距離がデザイン チェックに定義された最小値以上であれば、どのような通知も行われません。接線距離がデザイン チェックに定義された最小値未満の場合ば、警告が通知されます。
{最小半径}など、プロパティを囲む中括弧( { } )の内側には、関数、定数、論理演算子を入力しないでください。
デザイン チェックを設定するときには、ダイアログ ボックスのボタン、およびキーボードのキーを使用できます。ダイアログ ボックスには、デザイン チェックに挿入するプロパティと関数を選択できるメニューが用意されています。
無効なアイテムの組み合わせを入力した場合、[OK]をクリックすると解析エラーが表示されます。
デザイン チェックは、戻り値が真か偽のどちらかであるため、次のいずれかの論理演算子が使用されている必要があります。> (より大きい)、< (より小さい)、>= (以上)、<= (以下)、!= (等しくない)、= (等しい)
デザイン チェックの名前を指定します。
[設定]タブのアイテム リスト ビューに表示される説明を指定します。
関数とプロパティから定義されたデザイン チェックが表示されます。このボックスをクリックして、文字(数字など)を入力することもできます。
数値と論理演算子を[デザイン チェック]ボックスに入力して、式を定義します。
デザイン チェックにプロパティを挿入します。アイコンをクリックすると、デザイン チェックのタイプに関連するプロパティのリストが表示されます。プロパティを選択してデザイン チェックに挿入します。
デザイン チェックに関数を挿入します。