条件付きアセンブリを使用するには

条件付きアセンブリを作成するには

  1. サブアセンブリを少なくとも 1 つ含むアセンブリを作成します。
  2. ツール パレットで、目的の条件付きサブアセンブリをクリックします。たとえば、[条件付き]ツール パレットで[条件付き切土または盛土]サブアセンブリを選択することができます。
  3. [プロパティ]パレットで、サブアセンブリの[作成方向]、[レイアウトの幅]、[レイアウトの勾配]、[タイプ]、[最小距離]、[最大距離]パラメータを設定して、パラメータの適用条件を指定します。次の表では、盛土条件における[条件付き切土または盛土]サブアセンブリのパラメータの設定方法を示します。設定する条件のタイプに応じて、異なる設定を指定することもできます。
    パラメータ 説明
    [作成方向] [左] サブアセンブリを挿入するアセンブリまたはコリドーの側を指定します。
    [レイアウトの幅] 20.0000’ このサブアセンブリをレイアウト モードで表すために描画する線分の長さを指定します。このパラメータと[レイアウトの勾配]パラメータを組み合わせて指定すると、[条件付き切土または盛土]サブアセンブリおよびそれにアタッチするサブアセンブリ(コリドー モデルでは表示されないか、効果がないサブアセンブリ)の位置を指定できます。
    [レイアウトの勾配] 4.000:1 このサブアセンブリをレイアウト モードで表すために描画する線分の勾配を指定します。このパラメータと[レイアウトの幅]パラメータを組み合わせて指定すると、[条件付き切土または盛土]サブアセンブリおよびそれにアタッチするサブアセンブリ(コリドー モデルでは表示されないか、効果がないサブアセンブリ)の位置を指定できます。
    [タイプ] [盛土] 検出時に後続の指定のサブアセンブリをアセンブリに適用する条件のタイプを指定します。
    [最小距離] 0.0000’ [切土]または[盛土]([タイプ])の深さが 2 つの値の範囲内にある場合、後続のサブアセンブリがアセンブリに適用されます。
    [最大距離] 5.0000’
    注: [条件付き切土または盛土]サブアセンブリの場合、[レイアウトの幅][レイアウトの勾配]パラメータは、レイアウト ビューでのサブアセンブリの外観にのみ影響します。これらのパラメータを指定すると、条件付きサブアセンブリおよびそれにアタッチするサブアセンブリの位置を指定できます。ただし、コリドー モデルには影響しません。
  4. 必要に応じて、アセンブリの同じ側に条件付きサブアセンブリをさらに追加できます。
  5. 必要に応じて、アセンブリの反対側を設定します。条件付きサブアセンブリは片側または両側に追加できます。
  6. アセンブリへのサブアセンブリの追加が終了したら、[Esc]を押してサブアセンブリ配置モードを終了します。

    次の手順では、条件付きアセンブリの各サブアセンブリに内容が分かる名前を割り当てます。サブアセンブリに内容が分かる名前を割り当てると、ターゲットを割り当てる際にサブアセンブリの特定が容易になり、[プロスペクター]タブの[サブアセンブリ]コレクションでサブアセンブリを簡単に特定できます。

条件付きサブアセンブリに内容が分かる名前を割り当てるには

  1. 図面上で条件付きアセンブリを右クリックし、[アセンブリ プロパティ]を選択します。
  2. [アセンブリプロパティ]ダイアログ ボックスで、[作図]タブをクリックします。

    アセンブリの片側に追加されたサブアセンブリには、既定の名前に続き、追加された側が表示されます。

  3. [項目]リストで、アセンブリの左側に配置されている条件付きサブアセンブリを選択します。再度クリックして、文字を強調表示します。検出のために設定した条件のタイプを示す名前に変更します。次の例では、最初の条件付きサブアセンブリの名前が COND Fill 0-5 for TR-L に変更されています。この例の COND は、条件付きサブアセンブリであることを示します。Fill は、アクティブにする条件のタイプを示します。0-5 は、検索対象の盛土条件の最小距離値と最大距離値を示します。TR-L は、特定のサブアセンブリが関連付けられている親アセンブリの名前への参照です(この場合、「Through Road」(直通道路)または「TR」、および「Left side」(左側)または「L」)。
  4. アセンブリのその他の条件付きサブアセンブリの名前を内容が分かる名前に変更します。
  5. [OK]をクリックします。

条件付きサブアセンブリに内容が分かる名前を割り当てた後は、最後の手順としてコリドー ターゲットを設定します。