付録 B: 作成された mdata ファイルの保存先についての推奨事項

新しい材料ファイルを保存するのに最適な場所を決定します。

Helius PFA をインストールすると、事前設定された材料ライブラリが、オートデスクのインストール フォルダ下の Materials フォルダ、および %APPDATA%\Autodesk\Helius PFA 20XX.X\Materials の 2 つの場所にインストールされます。この 2 番目のフォルダが材料ファイルを検索するための既定の場所に設定され、作成された mdata ファイルを保存する正しい場所になります。ファイルを別の場所に保存した場合、Helius PFA が材料ファイルを検索する場所を変更する必要があります。この場所は Helius PFA 環境設定ファイル内の変数を変更することで変更できます。この環境設定ファイルは、Autodesk のインストール フォルダにあります。環境設定ファイルの名前は次のとおりです。

hpfa.env

Windows の場合、環境設定ファイルの内容は次のようになります。

&HPFA_ENV
MATERIAL_FILE_DIR = '<%APPDATA%\Autodesk\Helius PFA 20XX.X\Materials\>'
/

MATERIAL_FILE_DIR 変数を変更して、製品が材料ファイルを検索する場所を指定できます。指定された MATERIAL_FILE_DIR フォルダに材料が見つからない場合、Helius PFA は次の場所を検索します。

材料フォルダには、HPFAMatDB.xml というファイルがあります。材料 ID は材料を参照するために ANSYS によって使用されるため、このファイルはすべての材料名を材料 ID にマッピングします。Helius PFA は、新しい材料を保存する時に自動的に HPFAMatDB.xml ファイルを更新します。そのため、材料を保存するフォルダには HPFAMatDB.xml ファイルが含まれている必要があります。