リボン ケーブルを作成すると、パスに基づいて自然に追加されるねじれ量があります。ハーネスが変更されたり、折り曲げや追加の作業点が追加、調整されると、ねじれに影響が及ぶため、必要な形状を実現するために調整が必要な場合があります。
[ねじれ制御]を使用して、リボン ケーブル パス上に作業点を選択し、対話的にリボン ケーブルを再配置することができます。あるいは、特定の角度を入力することもできます。[ねじれ制御]の位置を調整してその角度を受け入れると、角度が内部属性として作業点に追加され、リボン ケーブルはその点に指定された角度でスイープされます。この属性は、作業点のそれぞれの側でリボン ケーブルが持つ自然ねじれ量を示します。特定の点での明示的な角度を除去するには、その点を削除し、それに置き換わる別の点を作成する必要があります。
ねじれ角度を編集できる作業点は、スプラインの形状をコントロールする通常の作業点のみです。リボン ケーブル部分の開始または終了に使用される作業点や折り曲げ点として使用されている作業点ではありません。
[ねじれ制御]は複数の要素から構成されています。
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方向バー |
リボン ケーブルの現在の位置での表面方向を示します。バーの長さはリボン ケーブルの幅と同じです。 |
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コンダクタ 1 インジケータ |
方向バーの端にあり、リボン ケーブル上のコンダクタ 1 の[ねじれ制御]を基準とした位置を示す球です。 |
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回転矢印 |
リボン ケーブルの可能な回転角度を示し、表示された軸を中心とした自由な回転を可能とします。矢印をクリックしドラッグすることによって、軸を回転させます。正確な角度を入力するには、回転ハンドル矢印の上にカーソルを移動して右クリックし、[角度入力]を選択します。 |
[ねじれ制御]のサイズを変更するには、キーボード上のプラス符号(+)とマイナス符号(-)のキーを使用します。
新しい角度が受け入れられた時点でリボン ケーブルが更新されます。