シート メタルのカットを使用するには

垂直のカットまたはシート メタルの曲げに沿ってカットを指定することができます。展開ジオメトリをスケッチに投影することもできます。

新機能の紹介: 2025

便宜上、展開ジオメトリをスケッチに投影することもできます。

カット フィーチャのスケッチ ジオメトリを展開する

曲げに沿ってカットするカット フィーチャに使用されるプロファイル スケッチを作成する場合は、展開ジオメトリをスケッチに投影すると便利です。このコマンドを実行すると、曲げラインに沿って平坦な面が投影され、これを使用してスケッチに寸法を記入することができます。
  1. スケッチを開始する平面を選択します。
  2. ([ジオメトリを投影]コマンドや[断面エッジを投影]コマンドと同じパネルにある)[フラット パターンを投影]を使用して、最初に選択したスケッチ平面の横にある面を選択します。
  3. スケッチの[切断して表示]オプションを使用して、スケッチ面から曲げモデルのジオメトリを除去します。

曲げに沿って切り取りを適用する

  1. リボンで、[シート メタル]タブ [修正]パネル [切り取り] の順にクリックします。
  2. プロパティ パネルの[入力ジオメトリ]では、[プロファイル]セレクタがアクティブになり、プロファイルが 1 つだけの場合は自動的に選択されます。
    • 複数のプロファイルがある場合、[プロファイル]セレクタがアクティブでなければ、それをクリックし、切り取りに対して 1 つ以上のプロファイルを選択します。
    • パーツ ファイル内に複数のボディが存在する場合は、[ソリッド]セレクタをクリックして、関与するボディを選択します。
  3. [プロファイル]セレクタの横にある [曲げに沿って切り取り]をクリックします。カット フィーチャは、指定された距離(既定では厚さ)まで押し出され、スケッチ ジオメトリ パラメータを維持しながら、影響を受ける面の垂直方向に曲げを横切ってラップします。フラット パターンでは、切り取りはスケッチ プロファイルと一致します。
  4. 追加のカット フィーチャが必要で、プロファイルの準備ができている場合は、[OK]または [適用]をクリックします。
  5. 注: Thickness/"n" では、Thickness パラメータを計算式で使用することで、非貫通カットを作成できます。深さの絶対値を指定することができます。左側の例は複数の曲げに沿った単純なカットで、距離が Thickness パラメータと同じ値に設定されています。右側の例も同じカットですが、距離は Thickness の値の 1/2 に設定されています。

スケッチ面に垂直な切り取りを適用する

  1. リボンで、[シート メタル]タブ [修正]パネル [切り取り] の順にクリックします。
  2. プロパティ パネルの[入力ジオメトリ]では、[プロファイル]セレクタがアクティブになり、プロファイルが 1 つだけの場合は自動的に選択されます。
    • 複数のプロファイルがある場合、[プロファイル]セレクタがアクティブでなければ、それをクリックし、切り取りに対して 1 つ以上のプロファイルを選択します。
    • パーツ ファイル内に複数のボディが存在する場合は、[ソリッド]セレクタをクリックして、関与するボディを選択します。
  3. [プロファイル]セレクタの横にある [垂直に切り取り]をクリックします。
  4. [動作]で、目的のカット フィーチャを作成するために必要なオプションを選択します。
    • 距離:切り取りの深さを設定します。既定の方法では、スケッチ平面に垂直な切り取りが作成されます。[距離]フィールドの右側で、距離の定義に使用する方法をクリックします。カット フィーチャの結果が赤でプレビューされます。
      • カット フィーチャの距離を指定します。
      • [貫通]: 指定した方向に、すべてのフィーチャとスケッチの切断面プロファイルを押し出します。
      • [指定]: 選択した面または作業平面に切断面プロファイルを押し出します。(終端平面を延長した面でカットを終了できます)。 アセンブリでは、カットを終了する位置を別のパーツの面や平面にすることもできます。選択した面を越えてカットを延長するかどうかを指定します。
      • [次へ]: 指定した方向で押し出しの終端面になり得る面や平面のうち、最も近いものが選択されます。このセレクタを使用して、カットを終了するソリッドまたはサーフェスを選択し、方向を指定します。
      • 距離を指定する他の方法は、セレクタのフライアウトからアクセスすることができ、次が含まれます。
        • 計測:2 つの点または 1 つのエッジで指定した距離をカットの厚さとします。
        • フィーチャ寸法を選択:選択したフィーチャの寸法を表示します。選択した寸法で指定した距離を、カットの厚さとします。
        • パラメータを一覧表示:ファイルに定義されたパラメータの一覧を表示します。カットの厚さとして 1 つ選択することができます。
  5. スケッチ平面は、方向を指定します。スケッチ平面の方向には、次のオプションがあります。
    • :カットの方向を既定の設定から反転します。基準平面にカット スケッチが作成されている場合に便利です。スケッチがシート メタルの面上に作成されている場合、材料の除去は行われません。
    • .選択したスケッチの平面からパーツの材料の厚さ方向に材料が除去されます。既定の方向です。
    • .カットの厚さの中立面としてカット スケッチが定義されます。カット スケッチが適切に配置された参照平面上に作成されている場合に有効です。
    • ヒント: カット フィーチャがプレビューされない場合は、別の方向オプションを選択してみてください。

2 つの面間をカットするには

  1. [プロファイル]セレクタをクリックし(まだアクティブでない場合)、1 つ以上のプロファイルを選択します。
  2. [開始]セレクタの右側にある [間隔]をクリックして、カット フィーチャの開始面を選択します。[距離]パラメータが更新され、[間隔]が選択されていることを示します。
    注: [開始]面が切断面プロファイルと直接一致しない場合は、[延長面からフィーチャ開始]オプションがオンになります。
  3. アクティブでない場合は、[終了]セレクタをクリックし、カット フィーチャを終了する面を選択します。
    注: [終了]面が切断面プロファイルと直接一致しない場合は、[延長面からフィーチャ終了]オプションがオンになります。
  4. [OK]をクリックし、カット フィーチャを作成します。