ユーザ インタフェースの機能強化について説明します。
UI テーマ
ダーク UI テーマは、プレリリース状態が終了し、Inventor ユーザ インタフェース全般で公式に使用できるようになりました。このテーマを使用するには、[ツール] [オプション]パネル
[アプリケーション オプション]
[色]タブに移動し、UI テーマを変更します。
詳細については、「[色]タブのリファレンス」を参照してください。
ユーザ インタフェースのレイアウトをリセットする
複数のモニタを使用している場合、プロパティ パネルまたはモデル ブラウザを別のウィンドウにドッキングすることがあります。すべてをプライマリ ウィンドウに統合し直す場合は、 [UI レイアウトをリセット] コマンドを使用します。([ビュー]タブ [ウィンドウ]に移動)。
詳細については、「グラフィックス ウィンドウの概要」および「グラフィックス ウィンドウを使用するには」を参照してください。
ツール パレット
[フィレット]や[計測]などの一部のプロパティ パネルでは、ツール パレットを使用します。ツール パレットには、使用中のコマンドに役立つオプションが表示されます。ツール パレットは、既定でプロパティ パネルにドッキングされます。ツール パレットは、プロパティ パネルからキャンバス内の目的の場所にドラッグすることができます。ツール パレットをプロパティ パネルにドッキングするには、プロパティ パネルの横にドラッグします。
警告通知
警告通知は、赤いひし形の内側に感嘆符として表示されます。これらの通知は、入力の競合、エラー状態、フィーチャの正常な作成を妨げている問題などのブロッキング条件について、警告を表示します。選択セットに問題があり、セットの表示が折り畳まれている場合、通知はセット ノードに追加されます。
詳細については、「プロパティ パネルの概要」を参照してください。
プリセット
[簡略化]コマンドには、組み込みプリセット(目的で定義済み)が含まれています。
プリセットでは、長さの単位に[ドキュメントの設定]を使用します。組み込みプリセットに基づく新しいカスタム プリセットは、[新規プリセット]コマンドが開始されたときに割り当てられた単位値を使用し、ドキュメント単位は使用しません。
詳細については、「プリセットを使用するには」を参照してください。
[文字書式]ダイアログの一部のコントロールが統合されてワークフローが改善され、インタフェースの乱雑さが削減されました。動作は変更されていません。
[プロパティ] リストと [パラメータ] リストは [タイプ] リストに統合されています。
[プロパティ - モデル] と [プロパティ - 図面] は [標準 iProperty] に統合されています。
[カスタム プロパティ - モデル] と [カスタム プロパティ - 図面] は [カスタム iProperty] に統合されています。
[パラメータ - コンポーネント] は [パラメータ - モデル] になっています(ラベルの変更のみ)。
ドロップダウン リストにはラベルが付いています
移動されたコントロール
詳細については、「[文字書式]のリファレンス」を参照してください。
スケッチ テキストの詳細については、「スケッチを使用するには」を参照してください。
金型シミュレーション、解析、材料の割り当て用に Inventor に用意されていたツールは、R2022 では削除されています。マテリアル ライブラリが最新でないだけでなく、ツールの解析部分が 32 ビットで将来のセキュリティ リスクの可能性もありました。
以下のコマンドは削除されました。
詳細については、「Inventor Mold Analysis」および「Moldflow Insight と Moldflow Adviser の比較」を参照してください。
[オブジェクトをコピー]コマンドでウィンドウ選択がサポートされるようになりました。
詳細については、「ジオメトリのコピーと移動の概要」および「パーツ、アセンブリ、コンストラクション環境の間でオブジェクトをコピーするには」を参照してください。
Inventor 2022 リリース以降、インストール時にすべてのテンプレートの名前が「Standard.xxx」になります。これは、Inventor のローカライズ版の変更点です。Inventor 2022 リリースより前に作成されたローカライズ版テンプレートを使用する場合、テンプレートのマイグレーション プロセスの一環として、古いテンプレートの名前を「Standard.xxx」という新しい名前を使用して変更することをお勧めします。たとえば、「Norm.idw」は「Standard.idw」に変更します。
[アプリケーション オプション] [表示]タブで、新しいオプションを使用できるようになりました。[参照ドキュメントを自動更新] オプションは、サブコンポーネントが修正されたときに、開いているアセンブリ ドキュメントで色と表示設定の更新を行うかどうかをコントロールします。
詳細については、「[表示]タブのリファレンス([アプリケーション オプション])」を参照してください。
[新機能をハイライト]のインタフェースとツールチップが改善され、オプションを使用する際に分かりやすくなりました。
詳細については、「新しく追加および更新されたコマンドとプロパティ パネルの機能オプションをハイライト表示するには」を参照してください。
フラッシュ ビデオ形式はサポートされなくなりました。