演習 2: DWF にパブリッシュする

DWF へのパブリッシュは、ファイルへの印刷と同じ要領で実行します。物理的なプロッタへの出力と同様に、印刷パラメータを設定します。この設定はレイアウト(印刷テンプレートに相当)に対して適用されます。マップのレイアウト タブを表示すると、レイアウトが有効になります。

マップの各ビュー(初期設定では、モデル空間と 2つの既定のレイアウト空間が表示されます)は、マップ シート セットの中のシートとみなされます。シート セットの詳細については、ヘルプを参照してください。

[パブリッシュ]ダイアログ ボックスで、パブリッシュするシートと、パブリッシュ先をプロッタとファイルのどちらにするかを指定します。

注: この演習では、前の演習で作成し修正した build_map1.dwg マップを使用します。

DWF 形式でパブリッシュするには

  1. マップを保存します。

    印刷やパブリッシュを行う場合は、まずマップを保存する必要があります。

  2. [出力]タブ [印刷]パネル [印刷]をクリックします。
  3. [印刷]ダイアログ ボックスで、プリンタまたはプロッタを選択します。
  4. [レイアウトに適用]をクリックしてから、[キャンセル]をクリックします。

    プリンタとプロッタ設定はパブリッシュ ジョブに適用されますが、ジョブはプロッタやプリンタには送信されません。

  5. すでにペーパー空間に移行している場合、[レイアウト2]に切り替えま。
    • [モデル]タブとレイアウト タブがマップの直下に表示されていない場合は、アプリケーション ウィンドウの下部のステータス領域にある を右クリックします。[レイアウトとモデル タブを表示]をクリックします。
    • [レイアウト2]タブをクリックします。
  6. パブリッシュ(Publish)をクリックします。

    [パブリッシュ]サブメニューからオプションを選択しないでください。 アプリケーション メニューの[パブリッシュ]という単語をクリックしてください。

  7. [マルチシート DWF をパブリッシュ]ダイアログ ボックスの[シート名]リストで、必要なシートのみが選択されていることを確認します。

    たとえば、他のマップが開いている場合は、そのマップのモデル ビューやレイアウト ビューもリストに表示されます。現在のマップの既定のビュー [レイアウト1] も表示されます。 不要なエントリ([レイアウト1] など)を右クリックして、[シートを除去]をクリックします。

  8. [パブリッシュ先]で、[DWF 形式]をクリックします。
  9. [パブリッシュのオプション]をクリックし、[画層情報]([一般 DWF/PDF オプション]の下)をクリックします。 このフィールドのプルダウン メニューで、[含める]をクリックします。

    この設定により、マップの各画層が DWF 形式で個別の画層にパブリッシュされます。Design Review で、これらの画層の表示、非表示を個別に切り替えることができます。

  10. [OK]をクリックして、[パブリッシュ オプション]ダイアログ ボックスを閉じます。
  11. [パブリッシュ]ダイアログ ボックスで、[パブリッシュ]をクリックします(ウィンドウの下端にあります)。
  12. パブリッシュするファイルの場所と名前を指定して、[選択]をクリックします。
  13. シート リストを保存するかどうか確認するメッセージが表示された場合は、[いいえ]をクリックします。
  14. ジョブがバックグラウンドで処理中であることを通知するメッセージが表示される場合があります。メッセージを無視する場合は、[閉じる]をクリックします。

    Autodesk Design Review で必要なファイルが、指定したファイルにパブリッシュされます。 ウィンドウの右下コーナーにある動画アイコンの上にカーソルを置いて、パブリッシュの進行状況を確認します。

    ジョブが完了すると、ウィンドウの右下角にバブルが表示されます。バブルのリンクをクリックして、警告またはエラーがある場合は表示します。終了したらウィンドウを閉じます。

現在の状況

マップが DWF ファイルにパブリッシュされました。このファイルは Autodesk Design Review で表示できます。