以下の例で、「簡単なバッチ ファイルを作成する」で作成したバッチ ファイルの修正方法を説明します。この例では、DWG ファイルの場所と書き出し処理後のファイルの場所を指定します。このバッチ ファイルは、DWG ファイルごとにスクリプトを作成します。また、DWG ファイルと同じ名前のプロファイルを使用します。
たとえば、Dubuque.dwg の場合、対応する Dubuque.epf を使用する必要があります。したがって、この方法を利用するには、DWG ごとに EPF を1つ作成します。
複雑なバッチ ファイルを作成するには
set srcDir=D:\Redding\DWGs set outDir=D:\ReddingSDFs
上で示したフォルダは、実際に使用しているフォルダに置き換えます。図面ファイルおよび書き出し処理後のファイルを格納するフォルダを指定します。
for %%f in (%srcDir%\*.dwg) do ( echo _-mapexport> temp.scr echo FDO_SDF>> temp.scr echo %outDir%\%%~nf.sdf>> temp.scr echo _yes>> temp.scr
echo %%~df%%~pf%%~nf.epf>> temp.scr
echo _proceed>> temp.scr
echo _quit>> temp.scr
"C:\Program Files\AutoCAD Map 3D 2025\acad.exe" %%f /b temp.scr
)
必要に応じて、実際のアプリケーションのインストール先に置き換えます。
バッチ ファイルはコマンド ウィンドウから実行します。DOS の AT コマンドを使用して、特定の日時にバッチ ファイルを自動的に実行するようスケジュールを設定することもできます。
「簡単なバッチ ファイルを作成する」で作成したバッチ ファイルを改良しました。そのファイルは DWG ファイルの場所と書き出されたファイルの場所を示しています。
このチュトリアルを続けるには、「プロダクション バッチ ファイルの作成」へ進みます。