ライト グループを .json として書き出すと、別のシーンで再作成したり、再利用することができます。この .json を読み込むと、ライトがテンプレートに保存されたグループ メンバーシップに従うようになります。
ライト グループは、いくつかの方法で書き出すことができます。
書き出したライト グループには、次の項目が含まれています。
既定では、テンプレートはユーザ プリセットの場所(<Documents>\maya\Presets)に保存されます。詳細については、「グローバル プリセットとユーザ プリセット」を参照してください。
ライト グループは、いくつかの方法で読み込むことができます。
ライト グループ テンプレートの読み込みは、シーンにライトを追加する前でも、追加した後でも行うことができます。
テンプレートを読み込む場合は、次の 2 つのオプションを使用できます。
読み込まれたテンプレートに従って、シーン内のすべてのライトがグループに割り当てられます。現在、シーン内に存在するにもかかわらず、テンプレート内に存在しないライト グループは、削除されます。削除対象には、ネストされたライト グループが含まれます。たとえば、シーン内にネストされたグループ ParentGroupA と ChildGroupA が含まれていて、テンプレートに ParentGroupA しか含まれていない場合は、ChildGroupA が削除されます。
既存のライト グループ メンバーシップを、読み込まれたメンバーシップとマージします(グループ名が同じである場合)。テンプレート内に存在するにもかかわらず、現在のシーン内には存在しないライト グループは、読み込まれます。現在のシーン内に存在するにもかかわらず、テンプレート内には存在しないライト グループは、変更されません。削除対象には、ネストされたライト グループが含まれます。たとえば、シーン内にネストされたグループ ParentGroupA と ChildGroupA が含まれていて、テンプレートに ParentGroupA しか含まれていない場合は、読み込むときに ParentGroupA と ChildGroupA が両方ともシーンに残ります。
読み込まれたライト グループは斜体でハイライト表示されるため、新たに読み込まれた項目を簡単に識別できます。ライト エディタ(Light Editor)で をクリックして読み込みを受け入れると、レンダリングの設定(Render Setup)エディタのすべての項目が通常のテキストで表示されます。
ライトが現在属しているグループと、テンプレート内で属しているグループが異なる場合は、テンプレートに従って読み込み時のグループ メンバーシップが決まります。
テンプレートを読み込むと、ライトの可視性設定が変更されることがあります。たとえば、現在、ライトが無効なグループに属している場合に、ライトが有効なグループに属しているテンプレートを読み込むと、テンプレートを読み込んだときにライトが有効になります。影響を受けるライトを識別する がライト エディタ(Light Editor)に表示され、シーン内で変更が行われたことを警告するメッセージがヘルプ ライン(Help Line)およびビューポートに表示されます。ライト エディタ(Light Editor)の警告アイコンを無視するには、 をクリックします。
読み込んだときに、テンプレート内で参照されているライトがシーン内にない場合、該当するライトは、ライト エディタ プロパティ エディタ(Light Editor > Property Editor)のライト メンバーシップ リストに取り消し線が付いた斜体のフォントでグレー表示されて、識別されます。エラーを削除するには、次のいずれかを実行します。