Ragdoll Solve ペイン

Ragdoll Solve ペインには、ウェイトやしきい値などのボディの物理ソルバに関連するアトリビュートがあります。これらのアトリビュートは、ラグドールの Rigid Body Solve ペインのアトリビュートと同じです。

Rolling Friction Dampening

Rolling Friction Dampening 設定を使用して、転がり摩擦の計算時に線形速度と回転速度に適用するクランプ値を定義します。物理プロパティは転がり摩擦を形にしないため、弱める効果のあるクランプの動作を使用してオブジェクトが停止できるようにします。

たとえば、Dampen を設定しない場合、転がっている球体は永遠に転がり続けます。すべての衝突オブジェクトの係数を弱めることによって、各シミュレーション ステップで線形速度をスケーリングして、Dampen を設定します。

値 1 を設定すると、実際の速度が保持されます。1 より小さい値を設定すると、速度は下がります。1 より大きい値を設定すると、速度は上がります。

説明
Dampen LinearDampen Linear Velocity 設定を変更して、オブジェクトの線形運動を変更します。
Dampen AngularDampen Angular velocity 設定を変更して、オブジェクトの回転運動を変更します。

System Autodisable

System Autodisable は、特定のしきい値を下回る衝突の計算を強制的に無効にします。

Auto-disable オプションをアクティブにして、しきい値を下回るアニメーションが中断されるようにします。アクティブにしない場合、目に見えないほど微量の振動の処理にシステム リソースが消費されます。

しかし、プロパティ リスト単位で、既定の Auto-disable 設定を上書きできます。Auto-disable オプションを無効にして、プロパティ リストが適用されているすべてのオブジェクトのこれらの設定を上書きします。

次のプロパティを使用して、ソルバ プロセスの速度を指定します。

オプション説明
Auto-disableこのオプションは、System Auto-disable が無効な場合に有効です。
Linear Threshold線形運動を中断する際のしきい値を設定します。
Angular Threshold回転運動を中断する際のしきい値を設定します。
Stepsしきい値を下回る前に物理プロパティが処理する必要のあるステップの数を指定できます。
注:

リジッド ボディ Solve ペインの System Autodisable オプションは、ラグドールの Solve ペインの System Autodisable オプションと同じです。

Force Transfer

Force Transfer の値は、ソルバ オブジェクトに力を移動する方法を指定できます。

ボディとの衝突が発生した場合、速度は衝突の力を計算するために使用されます。

ウェイトは、2 つのオブジェクト間の「ウェイト移動」またはエネルギー移動です。2 つのオブジェクトが衝突する場合、一方のオブジェクトから他方のオブジェクトへの視覚的なエネルギー移動を制御できます。

値を 1 のままにしておくと、ソルバは標準の計算を使用してオブジェクトが衝突したときに移動する距離を予測します。1 より大きい値を設定すると、視覚的なエネルギー移動は増え、1 より小さい値を設定すると減ります。

Linear Velocity および Angular Velocity 設定を変更して、既定の衝突の力を上書きします。たとえば、これらの設定を使用して、物理プロパティで既に指定されている力より大きい、または小さい衝突の力をオブジェクトに割り当てます。

注:

速度設定を有効にするには、両方の衝突オブジェクトを有効にする必要があります。

説明
Weight Linear VelocityLinear Velocity を変更して線形運動をオブジェクトに移動する方法を指定します。
Weight Angular VelocityAngular velocity 設定を変更して回転運動をオブジェクトに移動する方法を指定します。