衝突

この機能では、ユーザが衝突ボリュームとして定義されます。衝突ボリュームは、モデルをナビゲートおよび操作できる 3D オブジェクトです。一定の物理的なルールに従い、ユーザはモデルの外に出ることができません。つまり、ユーザには大きさがあるため、シーン内の他のオブジェクト、点、線などを通り抜けることができません。

シーン内のオブジェクトの高さが衝突ボリュームの半分までであれば、そのオブジェクトを越えたり登ることができるので、たとえば階段を上るといったことができます。

この衝突ボリュームは、基本的には球(半径 = r)ですが、引き延ばして高さ(高さ = h >= r)を設定できます。下図を参照してください。

衝突ボリュームの寸法は、現在のビューポイント用として、またはグローバル オプションとしてカスタマイズできます。

注: 衝突機能は、ウォーク ツールおよびフライ ツールの使用時にのみ利用できます。

衝突がオンになっていると、カメラやアバターの周囲のオブジェクトが通常より詳細に表示されるよう、レンダリングの優先順序が変更されます。詳細に表示される領域の大きさは、衝突ボリュームの半径と、(ウォークの対象を把握する必要がある)移動の速度に基づいて決まります。

衝突を切り替える

  1. [ウォーク]ツールまたは[フライ]ツールの使用時に、[ビューポイント]タブ > [ナビゲート]パネル > [リアリズム]ドロップダウン の順に進み、[衝突]チェック ボックスのオン/オフを切り替えます。

コマンド入力: [Ctrl]+[D]