コマンド ラインからファイルをエクスポートする

msbatch.bat ファイルを使用することによって、コマンド ラインからファイルをエクスポートすることもできます。これは、ファイル エクスポート用の自動化スクリプトを設定する場合に便利です。

注: コマンド ラインからファイルをエクスポートするには、最初に MicroStation プログラム フォルダを パス環境変数に直接追加する必要があります。

コマンド ライン エクスポータの形式を次に示します。

msbatch nwexport_22 [-f] FILE [OUTPUT]

FILE はエクスポートする MicroStation ファイルの名前です。唯一の必須オプションです。OUTPUT 引数を使用すると、出力ファイルの名前を指定できます。

既定では、エクスポータのみが、前回エクスポートした後に変更されたファイルを変換します。これは、多数のファイルをエクスポートする際のスピードを上げるのに役立ちます。すべてのファイルを変換するようにエクスポータを設定するには、**-f** オプションを使用します。

パス環境変数を変更する

  1. [コントロール パネル]で、[システム]をダブルクリックします。

  2. [システムのプロパティ]ダイアログ ボックスの[詳細設定]タブで、[環境変数]ボタンをクリックします。

  3. [環境変数]ダイアログ ボックスで、[システム環境変数]の下にある[パス]をダブルクリックします。

  4. [システム変数の編集]ダイアログ ボックスの[変数値]に MicroStation アプリケーションのパスを追加します。

    注: パスは、セミコロン(;)で区切る必要があります。
  5. [OK]をクリックして変更を保存し、ダイアログ ボックスを閉じます。

コマンド ラインを使用してファイルをエクスポートする

  1. キーボードの[Windows]+[R]キーを押します。
  2. 適切な引数を指定して、ファイル エクスポート コマンドを入力します(例: msbatch nwexport_22 file)。
  3. [Enter]を押します。
  4. [MicroStation Manager]ダイアログ ボックスで、エクスポートするファイル、ファイル拡張子(NWC)、および保管場所を選択します。
  5. [OK]をクリックします。