リードイン / リードアウトの選択肢

警告: これらのオプションの多くは、パスを延長するため、ガウジの原因になる場合があります。そのため、ガウジチェック オプションの選択を推奨します。

なし - ツールパスにはリードインまたはリードアウトが適用されません。これが既定オプションです。

サーフェス法線円弧 - 各加工パスの終点に接線円弧動作を挿入します。この円弧は、ツールパスの接線方向、および、サーフェス法線で定義された平面に配置されます。

サーフェス法線円弧 では、このポイントでサーフェス法線を使用して、各セグメントに適切な方向を自動的に取得することができます。サーフェス法線円弧 の方向は、サーフェスの傾斜に応じて異なります。低傾斜領域では垂直円弧に近似しますが、急傾斜領域では水平円弧に近似します。

距離角度、および 半径 のフィールドでは、サーフェス法線円弧 動作の形状を決定します。

注: このオプションを使用するには、ツールパスで接触法線を選択しておく必要があります (ポイント分布 ダイアログから利用可能)。

垂直円弧 - 各加工パスの終点に接線円弧動作を挿入します。この円弧は接線方向と工具の軸を含む平面に配置されます。

半径、および、角度 項目は、作成される接線円弧を制御します。

キー

r - 半径

x - 接線角度

水平円弧 - 各加工パスの終点に接線円弧動作を挿入します。この円弧は工具の軸と接線方向を含む平面に配置され、接線方向を中心に 90 回転されます。

半径、および、角度 項目は、作成される接線円弧を制御します。

キー

r - 半径

x - 接線角度

注: 水平円弧 リードは、閉鎖セグメントと同様に、解放セグメントにも追加可能です。 水平円弧 リードは、接線方向が非平坦の場合、水平平面に配置されません。

動作延長 - 各加工動作の終点に直線的な接線動作を挿入します。

距離 フィールドは 延長 動作長さを決定します。

高さ一定 - 各加工移動の終点に水平動作を挿入します。

距離 フィールドは 高さ一定 動作長さを決定します。

直線 - 各加工移動の終点に直線動作を挿入します。動作の方向は 角度 によって決まります。

距離角度 のフィールドは、直線動作の形状を決定します。

ランプ - 指定角度で、工具がモデルにランプ進入します。これにより、非プランジ工具の使用が可能になります。ただし、工具、または、素材により限定されます。このオプションを選択すると、ランプ オプション ボタンが有効になります。

ポケット中心 - 接線リード動作を作成します。リードイン はポケットの中心で開始し、リードアウト は中心で終了します。閉鎖セグメントを囲むボックスの中心が、ポケットの中心になります。このオプションは、閉鎖セグメントでも利用可能ですが、中心で下孔加工が行われたポケットフィーチャーの輪郭加工時に最適です。このオプションは、リードの伸びに対しては無効になります。