この例では、干渉回避の効果を示すために、ステップでラスターツールパスを使用します。
この上にシンプルなラスターツールパスを作成すると、ステップとシャンク間に干渉が発生します。
この場合、工具を延長すると解消します。または、ツールパスストラテジーを変更しても解消されます。
それ以外には、干渉回避を使用しても解消されます。この場合、初期 工具軸 は 垂直 になります。
これにより、工具ホルダーの干渉を回避するように、急傾斜部でツールパスが傾斜します。
ただし、工具ホルダーが干渉しない平坦部では、3 軸ツールパスのままになります。
すなわち、工具は極力ツールパスのオリジナルの 工具軸定義 を優先します。工具軸の変更が必要な場合のみ、工具アセンブリが干渉しなくなるまで 傾斜方法 で指定された方向に変更されます。