スライス編集ツールバー

スライスには、PowerMill が領域切削ツールパスの計算に使用する輪郭が含まれます。スライス編集 ツールバーを使用し、ツールパススライスの削除、および、保存を行います。変更が終了したらツールパスを再利用し、ツールパススライスに加えた変更を適用します。

モデル、ブロック、工具、トレランス、残し代、作業平面、ツールパスのバウンダリーパラメーターに加えられた全変更により、全スライスが再作成されます。修正したスライスを失わずに、ステップオーバー、スタイル、スパイラルオプション、加工方向設定の変更が可能です。

このツールバーには、以下のオプションが表示されます。

指定レベル削除 - 選択したレベルのスライス、および、スライスセグメントを削除します。

指定ポケット削除 - 選択したポケットのスライス、および、スライスセグメントを削除します。

指定領域削除 - 領域内の輪郭を選択し、領域内のスライス、および、スライス セグメントを削除します。

選択スライス削除 - 選択スライスを削除し、編集を終了します。

選択モード中止 - 変更を消去し、編集を終了します。

削除済みスライス復元 - 直前に削除したスライスを元に戻します。

スライス保存 - ピクチャとして選択スライスを保存します。

全スライス削除 - 全スライスを削除します。

注: 選択スライスを削除すると、後続の全ツールパスが残りのスライスを使用して計算されます。ただし、これは、オリジナルツールパスのモデル、ブロック、工具、トレランス、残し代、作業平面、バウンダリーのパラメーターに変更がない場合に限ります。