プロジェクトセットアップシートの作成にパラメーターを使用することができます。
共通のパラメーター
セットアップシート、および、マクロで使用可能な共通パラメーターは、以下の通りです。
これらのパラメーターは、セットアップシートのみで使用されます。これは、セットアップシートの特性によるもので、単一ステートメント内での完了を目的としています。また、その他の制限もあります。
次表は、マクロ、および、セットアップシートにおける、パラメーターの使用方法の相違を示しています。
パラメータ(Parameter) |
マクロ内の使用 |
セットアップシート内の使用 |
パラメーター定義 |
REAL r = 10 |
パラメーター定義は、サポートされていません。定義済みのパラメーターのみ使用することができます。 |
パラメーター印刷 |
PRINT “Stepover is ${entity('toolpath', '1').Stepover}” |
ステップオーバーは ${entity('toolpath', '1').Stepover} です。 |
コマンド |
PRINT “Stepover is ${entity('toolpath', '1').Stepover}” |
コマンドは使用できません。${} カッコ内にパラメーターを配置する効果は、PRINT コマンドの使用と類似しています。この場合の相違は、値のみが印刷され、また、それがセットアップシートに印刷されるという点です。 |
If ステートメント |
IF (${error(Workplane)} == 0) { PRINT ${Workplane.Name} } ELSE { PRINT “World” } |
サポートされていません。ただし、同一の動作を必要とする単純な操作の実行には、パラメーター機能を使用することができます。 ${select(“error(Workplane) == 0”, Workplane.Name, “World”)}. |
While、For ループ |
マクロマニュアルを参照してください。 |
サポートされていません。ただし、シンタックス <summaryrow> は、ツールパスに対するループを擬態します。<toolrow> は、工具に対するループを擬態します。 |