グラフィックウィンドウで孔を編集する方法

この例では、グラフィックウィンドウで孔フィーチャーを編集する方法を説明します。

examples フォルダーの RetainerPlate.dgk モデルを使用します。

  1. 複数の孔を含むモデルの一部を選択します。
  2. 孔フィーチャーセット コンテキストメニューから 孔作成 を選択します。

    これにより、孔作成 ダイアログが表示されます。

  3. 以下のように、孔作成 ダイアログを設定します。
    1. 作成元 から モデル を選択します。
    2. 複合孔作成 を選択します。
    3. 軸で孔をグループ化 を選択解除します。
    4. 作成後に編集 を選択します。
    5. 適用 をクリックします。

    PowerMill が選択孔を認識します。

  4. 編集対象孔フィーチャーをダブルクリックします。これにより、孔フィーチャーセット編集 タブが表示されます。

    孔フィーチャーを選択すると、方向が表示されます。

    選択した孔フィーチャーは、黄色に変化します。また、ドラッグハンドル が、孔フィーチャーの上部、および、下部に表示されます。

    孔フィーチャーに方向が表示されていない場合、または、誤ったフィーチャーに方向が表示されている場合、編集対象フィーチャーを選択します。 一度に 1 つの孔フィーチャーのみ編集が可能です。 非アクティブ孔フィーチャーセットを編集すると、当該孔フィーチャーがアクティブになります。

  5. フィーチャーの高さを変更するには、いずれかの青色の矢印上にカーソルを配置します。カーソルが に変化します。クリックアンドドラッグにより、高さを変更します。 カーソルの隣のテキストには、現行高さ、および、増減量が表示されます。次図の場合、高さは 90.8、増加量は 40 です。

    Shift キーを押しながら青色の矢印をクリックアンドドラッグすると、反対側の高さも同時に変更されます。

  6. 孔フィーチャーを移動するには、黄色の領域、または、選択孔フィーチャーの任意の部分にカーソルを配置します。カーソルが に変化します。クリックアンドドラッグにより、孔フィーチャーを移動します。 カーソルの隣のテキストには、選択孔フィーチャーの現行 Z 高さ、および、孔フィーチャーの移動量が表示されます。次図の場合、Z 高さは 20、移動量は 0, 0, 20 です。

    孔フィーチャーは、Z 軸沿いのみで上下に移動可能です。 インテリジェントカーソル が有効な場合、関連するジオメトリへのスナップにより、高さを調整することができます。インテリジェントカーソルスナップを抑制するには、Ctrl キーを使用します。

  7. モデル内にある別の孔フィーチャーをクリックすると、その高さまで孔フィーチャーが移動されます。次図のように、モデル内の孔のエッジをクリックします。

    編集対象フィーチャー

    変更後の高さ

  8. 孔フィーチャーのサイズおよびロケーションを正しく設定したら、[孔フィーチャー セット編集] タブ > [終了] パネル > [了解] をクリックします。