この例では、グラフィックウィンドウで孔フィーチャーを編集する方法を説明します。
examples フォルダーの RetainerPlate.dgk モデルを使用します。
- 複数の孔を含むモデルの一部を選択します。
- 孔フィーチャーセット コンテキストメニューから 孔作成 を選択します。
これにより、孔作成 ダイアログが表示されます。
- 以下のように、孔作成 ダイアログを設定します。
- 作成元 から モデル を選択します。
- 複合孔作成 を選択します。
- 軸で孔をグループ化 を選択解除します。
- 作成後に編集 を選択します。
- 適用 をクリックします。
PowerMill が選択孔を認識します。
- 編集対象孔フィーチャーをダブルクリックします。これにより、孔フィーチャーセット編集 タブが表示されます。
孔フィーチャーを選択すると、方向が表示されます。
選択した孔フィーチャーは、黄色に変化します。また、ドラッグハンドル
が、孔フィーチャーの上部、および、下部に表示されます。
孔フィーチャーに方向が表示されていない場合、または、誤ったフィーチャーに方向が表示されている場合、編集対象フィーチャーを選択します。 一度に 1 つの孔フィーチャーのみ編集が可能です。 非アクティブ孔フィーチャーセットを編集すると、当該孔フィーチャーがアクティブになります。
- フィーチャーの高さを変更するには、いずれかの青色の矢印上にカーソルを配置します。カーソルが
に変化します。クリックアンドドラッグにより、高さを変更します。 カーソルの隣のテキストには、現行高さ、および、増減量が表示されます。次図の場合、高さは 90.8、増加量は 40 です。
Shift キーを押しながら青色の矢印をクリックアンドドラッグすると、反対側の高さも同時に変更されます。
- 孔フィーチャーを移動するには、黄色の領域、または、選択孔フィーチャーの任意の部分にカーソルを配置します。カーソルが
に変化します。クリックアンドドラッグにより、孔フィーチャーを移動します。 カーソルの隣のテキストには、選択孔フィーチャーの現行 Z 高さ、および、孔フィーチャーの移動量が表示されます。次図の場合、Z 高さは 20、移動量は 0, 0, 20 です。
孔フィーチャーは、Z 軸沿いのみで上下に移動可能です。 インテリジェントカーソル が有効な場合、関連するジオメトリへのスナップにより、高さを調整することができます。インテリジェントカーソルスナップを抑制するには、Ctrl キーを使用します。
- モデル内にある別の孔フィーチャーをクリックすると、その高さまで孔フィーチャーが移動されます。次図のように、モデル内の孔のエッジをクリックします。
編集対象フィーチャー
変更後の高さ
- 孔フィーチャーのサイズおよびロケーションを正しく設定したら、[孔フィーチャー セット編集] タブ > [終了] パネル > [了解] をクリックします。